手の指がつる原因は？予防と対策

通常であれば、筋肉は自分を痛めないように伸び縮みを調整してくれています。

これは腱紡錘（けんぼうすい）と言われるセンサーが正確に働くおかげです。

手の指がつるのは病気のせい？

ですがなかには病気が潜んでいる場合があるので、注意が必要です。

どちらの病気も血流が悪くなり全身にミネラルから作られた栄養が、十分に行き渡らなくなります。

その結果、筋肉が円滑に動かなくなり、「つる」症状があらわれるのです。

表にこむら返りを起こす病気の一部をまとめていますので、気になる症状があれば専門の病院を受診しましょう。

病気の名前	指がつる以外の症状
糖尿病	喉の渇き、疲労感、多尿・頻尿
腎・肝機能障害	喉の渇き、疲労感、多尿・頻尿
頸部脊柱管狭窄症	頚部痛、手のしびれ
脳梗塞	ろれつ↓、まめい、2重に見える、手足が動かない・しびれる
心筋梗塞・狭心症	胸〜背中の痛み、左肩から腕にかけての痛み
甲状腺機能低下	全身の倦怠感、食欲低下、皮膚の乾燥、むくみ、脱毛
運動ニューロン疾患	舌や手足の細かいふるえ、手指の振戦

手に指がつるのは糖尿病の神経障害や腎症の影響の場合もある

手の指がつる原因の多くは病気ではないとはいえ、病気が隠れていないか注意しておくべきでしょう。

とくに糖尿病には気づかないうちに進行してしまいやすい病気で、自覚症状の把握が重要。

糖尿病は血糖値をさげてくれるホルモンのインスリンが、いろんな理由で効果がでなくなって血糖値が高くとまってしまう病気です。

この合併症状の神経障害や腎症によって、こむら返りが起こりやすくなることが報告されています。つまり、つりやすくなるのです。

もしかした、手の指がつるのは糖尿病の影響かもしれません。以下の症状に当てはまる方は、専門医の受診も検討しましょう。

• よくのどが渇く
• 異常に食欲がある
• 身体がだるく疲れやすい
• おしっこの回数が多い
• 食べても痩せる

詳しくは「糖尿病と手の指がつる関係性と注意すべき合併症について」にまとめていますので、よかったら参考にしてみてください。

手の指がつるのは、脳梗塞の兆候の場合も

もうひとつ怖いのが手の指がつるのが、脳梗塞の前兆のパターンです。

脳の血管がつまることで必要な栄養や酸素がいきわたらなくなり、脳細胞の一部が死んでしまうのが脳梗塞です。

脳の障害が起きた場所で、嚥下障害や歩行障害などさまざまな症状がでます。

脳梗塞の主な原因は、加齢や高血圧と言われています。ほかに糖尿病や動脈硬化、脂質異常症も重要な関わりがあります。

このなかで、こむら返りと関わりが深いのが動脈硬化です。

動脈硬化が原因で、こむら返りを頻繁に起こしている場合、脳梗塞につながる可能性もあります。

脳梗塞は発症すれば、命を落とすこともありますし、重大な後遺症を残すことになります。

手の指がつるほかに、以下のような症状がでたりしたらすぐに病院を受診しましょう。

脳梗塞の前兆

• 手足に力が入らない、麻痺して動かせない
• 片方の目が見えない
• 言葉が出ない
• 視野の半分が欠ける
• 突然めまいがする
• 身体の片側だけしびれる、感覚がない

手の指がつることと、脳梗塞の関係については「手の指が頻回につるのは脳梗塞の前兆の可能性あり！注意すべき5つの知識」に詳しくまとめています。

指がつるなら、まずは脱水予防！しっかり水分補給。できたらお酒の量も減らそう。

人間は１日1.5リットル水分補給が必要と言われており、

こんなに飲めていない方も多いと思います。もし足りなければ隠れ脱水かもしれません。

お酒も脱水とミネラル消費を起こす！

他の方法と組み合わて実践することをオススメします。

筋肉の疲れを和らげるストレッチと、冷えて固まった手を動かす方法をお教えします。

＜筋肉の疲れを和らげるストレッチ＞

１・右手の平を体の前に伸ばして、左手で右手の指を体側にひっぱり伸ばします。

２・指１本１本を体側にひっぱり伸ばします。

３・腕の表と裏をストレッチにするために、手のひら裏表、両方伸ばします。

４．左手も同様に１～３を行います。

＜冷えによる手のつりを和らげるストレッチ＞

１・両方の手をぎゅっと握り拳にします。

２．ゆっくり小指から順番に開きます。これを数回繰り返してみてください。

ぐーっと伸ばして、ストレッチをするとあっという間に痛みがひいていきます。

マグネシウムは筋肉の動きを調整してくれうミネラルの一種。指がつりやすくなるのは、マグネシウム不足が大きく関係しています。

じつはマグネシウムって食べ物から摂取しづらいので常に不足しがち。

平成２５年の国民健康・栄養調査によると女性では１日270~290mgが進められていますが、平均で225mgほどしか摂取できていません。

その理由は食生活の変化にあります。

マグネシウムは玄米や麦など、昔の日本人がたくさん食べていた食材にとくに含まれています。

残念ながら白いご飯やパンなど現代の主食にはあまり含まれていないのです。

あと妊婦さんは子供とミネラルを共有しているのでさらに少なくなりがちです。

なので妊婦さんってよくピキーンとこむら返りが起こりますよね。

マグネシウムが多く含まれているは海藻類です。

海には微量な栄養素がたくさん溶けているので、吸収しながら育った海藻類にはマグネシウムをたくさん含まれていんです。

なかでも「素干しのワカメ」はオススメです。

１０gで６０mgのマグネシウムを含んでいるので、２０～３０ｇほど食べれば１日分をカバーすることができます。

ただし同じワカメでも湯通ししたものは、ほとんどマグネシウムが逃げてしまうので注意しましょう。

調理法が海藻サラダが手軽でオススメです。

マグネシウムの吸収を助けるクエン酸をたっぷり含んだレモン汁をかけると、より効果的にいただけます。

１日１皿を目標に食べましょう。

マグネシウムが上手く働くための相棒　カルシウム

あまりイメージにないかもしれせんが、カルシウムは骨の材料になるだけでなく、筋肉を動かすスイッチになっています。

またマグネシウムが働くためにはカルシウムとのバランス重要とされています。

筋肉が円滑に動くためにはマグネシウム１に対して、カイルシウムは２必要とされています。

カルシウムも食生活のなかであまりとられておらず、平成２５年の国民健康・栄養調査によると女性では１日650mgが進められていますが、平均で489mgほどしか摂取できていません。

とくに妊娠中や更年期の女性はホルモンバランスの関係上不足しがちです。

カルシウム摂取のオススメはやっぱり牛乳ですね。

牛乳だと水分補給も兼ねて一石二鳥です。目標として１日にコップ２杯飲むようにしましょう。

ただしカルシウムの取りすぎはマグネシウムの吸収を阻害するので、とりすぎには注意しましょう。

このバランスを欠くと効果が半減してしまいます。

こむら返り専用サプリメントなら簡単にバランス良くミネラルを補給できる

手から指のこむら返りを予防するには、考えられた食事から水分とミネラルを十分にとること。

適度に休息しつつストレッチして、お酒は少量に押さえることが重要です。

これができれば指がつることは、ほとんどないでしょう。

しかし人間は頭では分かっていても、忙しい日々のなかで健全な生活を続けるのは難しいもの。

なんとか簡単に指の「こむら返り」を改善できないでしょうか？

そんなときに助けになるのが、こむら返り専用サプリです。

こむら返り用に開発されたサプリは手の指がつるのにも効果あり

手の指がつるのを簡単に根本的な解決を望むなら、こむら返り専用のサプリメントをおすすめします。

手の指のつり改善のためのサプリ選び　３つのポイント

①マグネシウムとカルシウムの配合が２：１

２つのミネラルがバランス良く摂取でるかどうかは重要なポイントです。

②ミネラルの必要量は足りているか。

③ミネラル以外の有効成分はなにが入っているか

指がつるのを改善できるオススメのサプリ

以上のポイントを踏まえた上でおすすめのサプリが、こむら返り専用サプリのこむらくだです。

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やらない後悔よりも、まずはやってみることが大事です。