この記事では、手の指が頻回につるのは脳梗塞の前兆となることについて書かれています。
手の指が頻回につっていると、自分の身体になにかしらの病気になっているのではないか?と心配になりますよね。
とくに脳梗塞は恐ろしい病気として有名ですし、どんな症状が起これば注意すべきなのか気になると思います。
今回は、手の指がつるのと脳梗塞の関係性についてまとめました。
手の指が頻回につる場合は脳梗塞の前兆の可能性あり!脳梗塞の症状を確認しよう。
手の指がつるのは、動脈硬化が原因の可能性あり
年齢を重ねていくと、血管のしだいに固くなってしまい、
動脈内にコレステロールなどの脂が溜まってしまい、血管が狭く細くなり動脈硬化を起こしやすくなってしまいます。
足の血管が細くなれば、歩行障害を起こしたり冷え性の原因となります。
これが手の血流が悪くなれば、手の指がつってしまい痛みを起こしやすくなってしまうわけです。
動脈硬化で頻回に手の指がつるなら、脳梗塞のリスクが高くなる
動脈硬化での指が頻回につるヒトは、ほかの血管も動脈硬化が進んでいる可能性があり、脳梗塞のリスクも高まっている可能性があります。
脳梗塞はなんらかの原因で、脳の血管がつまってしまい、血流が滞って脳の組織が壊死してしまう状態です。
この前兆として、多くの肩に一過性脳虚血発作という、一時的に血管がつまったあとに再度血流が再開する病気が起るといわれています。
一過性脳虚血発作がおきると、以下のような症状が一時的にあらわれます。
- めまい
- 身体の片側がしびれたり、麻痺する。
- ろれつが回らない
- 一時的に片目が見えなくなる
脳の血流が再開すると、すぐに症状が再開するのですぐに症状が消えます。
しかし放置すると、重大な後遺症を残すことがあるので。
症状に心当たりがある方は、脳神経の専門家に受診してみてもらいましょう。
脳梗塞にも種類がある
ラクナ梗塞
主に高血圧によって、脳の小さな動脈がせまくなってしまう脳梗塞。
日本人に比較的おおくみられて、
小さな血管なので症状は軽いですが頻回になるとパーキンソン病や認知症の原因となります。
アテローム血栓性脳梗塞
動脈硬化によってできた血栓が、脳の大きな血管につまってしまう脳梗塞です。太い血管につまってしまうため、重症化してしまいやすい特徴があります。
心原性脳梗塞
脳意外でできた血栓が、血流にのって脳血管を突然つまらせるタイプの脳梗塞です。脳の血流が突然、とだえるため前兆となる症状があらわれません。
脳梗塞の加齢や生活習慣で引き起こされる
脳梗塞の原因は、動脈硬化もありますが他にもリスク因子があります。いくつか例をあげてみましょう。
- 加齢
- 高血圧
- 脂質異常症
- 糖尿病
- 生活習慣
健康診断で脂質異常症がひっかかったり、糖尿病の方はリスクが高いので、手の指がつったり、こむら返りを頻回に起こす方はとくに注意して病院に相談しましょう。
脳梗塞の治療方法
普段と違う手のしびれやろれつが回らなくなるなど、症状がみられたらすぐに医療機関を受診しましょう。
脳梗塞はできるだけ早い治療開始が原則なので、早期受診が重要です。
問診のはとは、頭部CTやMRIなどでどこに脳梗塞が起こっているのかを診断して、必要に応じて薬や手術を行います。
たとえいまは症状がかるくても、脳梗塞は再発しやすいので、予防のために高血圧や動脈硬化の治療を行うことが大切です。
タバコや飲酒など健康に害するものはやめて、適度な運動習慣や食事、睡眠など生活習慣を見直しましょう。
コメントを残す