この記事では、手の指がつってしまうときに何科を受診すればいいのかについて書かれています。
気になる症状があったけど、何科を受診したらいいのかわからない!ってことありますよね。
総合病院に受診してから、受付で症状を説明すれば案内をしてくれますけど、専門医がいつもいるとは限りません。週1回とかで外来をしている場合がほとんどです。
ですから、自分で症状を少しだけ把握して相談するお医者さんを決めて、受診するのをオススメします。
手の指がつるなら、症状にあわせて受診する病院を変えよう
手の指がつるのは基本的に整形外科へ
四肢のしびれやこむら返りはまずは、整形外科へ受診するのが一般的です。
整形外科の専門は運動器官です。
聞きなれない言葉ですが、骨、軟骨、筋、靭帯、神経などの病気を対象とした治療を行うのが得意なお医者さんなのです。
たとえば手の指がつる原因となる病気に、首への負担が一因となっている場合があります。
首には手につながる神経が通っていて、首の神経の通り道が狭くなるように変形したり、圧迫されてしまうのです。
これは整形外科でレントゲンやMRIをとることで、お医者さんが診断することができます。
運動指導やリハビリテーション、場合によっては手術が必要になる可能性もあります。
べつに問題がないといわれても、怖い病気ではなかったと安心できるものです。
まずは、気軽に整形外科の専門医に相談してみましょう。
手の指がつる方で糖尿病の自覚症状があれば内科へ
こむら返りや手の指がよくつる方は糖尿病による症状の可能性があります。
糖尿病は進行してくると、神経症状といって手足がしびれ始めたり、疲労感が強くなるなど症状がみられます。
以下の症状に当てはまる方は注意が必要です。
- よくのどが渇く
- 異常に食欲がある
- 身体がだるく疲れやすい
- おしっこの回数が多い
- 食べても痩せる
このような症状がある方は、内科のお医者さんに受診してみましょう。できれば糖尿病の専門医にかかりましょう。
こちらの「糖尿病と手の指がつる関係性と注意すべき合併症について」に書かれていますので、よかったら参考にしてみてください。
内科では、主に内臓を対象とした手術を使わない方法での診療を行う分野です。医学における受け持ち範囲が1番広い診療科です。
広い分野のなので、内科の中にも疾患で得意分野があってとくに糖尿病の専門医もいらっしゃいます。
自覚症状が多くあるようなら、一度相談してみるといいでしょう。
脳梗塞の前兆あるなら神経内科もしくは脳神経外科へ
また手の指が頻繁につってしまう方は、動脈硬化が進行している可能性があります。
動脈硬化は脳梗塞につながる一因になりますので、脳梗塞の前兆もチェックしておきましょう。
- 手足に力が入らない、麻痺して動かせない
- 片方の目が見えない
- 言葉が出ない
- 視野の半分が欠ける
- 突然めまいがする
- 身体の片側だけしびれる、感覚がない
脳梗塞は重大な後遺症を残したり、命を落としてしまう恐ろしい病気です。
一度重症化してしまうと、生活が一変してしまうので、予防することが重要です。
上の症状に当てはまるものがあれば、神経内科や脳神経外科へ相談してみましょう。
詳しい解説は「手の指が頻回につるのは脳梗塞の前兆の可能性あり!注意すべき5つの知識」にまとめていますので、よかったら参考にしてみてください。
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