オーディオブックが頭に入らない問題は少しの工夫で解決ができる!

こんにちは、ヒロ彦です。この記事ではオーディオブックを頭に定着させるコツについて書かれています。

オーディオブックって、スキマ時間を活用できるので、忙しいビジネスパーソンにはうってつけの情報収集です。
しかし、どこか活字に比べて頭に入らないと思ったことはないでしょうか。
でも、ちょっとしたコツで劇的に定着率をあげることが可能です。
今回はオーディオブックを頭に効率よくいれるための方法をご紹介します。

オーディオブックは頭に入らない!解決するための5つの方法

耳からの情報は抜けていきやす性質がある

 

出典:名古屋商科大学

教育の世界には、アクティブラーニングという言葉があります。学習による定着率の違いを研究したもので、大体耳から入った情報は10%程度しか定着しません。
ですからオーディオブックを聞くだけで、頭に入れなのは、仕方のないことなのです。

あと単純に耳から情報を入れることに慣れていないのが原因です。

耳からの情報を有効活用するには、それなりのコツがあります。紙の本のアナロジーでとらえないことが重要です。
だって線はいけませんし付箋を貼りませんから。
脳はシナプスという小さな神経回路の塊でできており、同じ部分を何回も使うことで連結が強化される仕組みになっています。
人間が努力したらある分野が得意になるのは、このシナプスの連結が強く太く、多くの場所で連携させているからです。つまりオーディオブックを聞けば聞くほど情報収集が得意になってくるのです

聞いたら必ずアウトプットすることで定着率が跳ね上がる

オーディオブックは、近年に始まったサービスですので耳から学習することに慣れてない方が多くいらっしゃることが想像できます。
僕も最近使い始めたユーザーですから、お気持ちはわかります。

アクティブラーニングの話に戻りましょう。さきほどピラミッドを見てください。

もともと一方的な講義では生徒たちの学習効率が低いことを説明するために使われたものです。これを見てみると男先ほど説明した聴いたときの学習率が10%になってるのがわかると思います。
では1番効率がいいのは何でしょうか?

そう、人に教えた時なのです。

インプットはアウトプットを意識することで劇的に質が上がる特徴があります。
少し勉強したことを友人や家族、彼女に話してみるだけでもいいでしょう。少しアレンジして、会話の中に織り混ぜる食べてもいいです。
その本のセールスをするつもりで相手に説明するとアウトプットがはかどります。
とくに
「でもそれってどういうこと?」
みたいな疑問が出たときに、メタファーを使って説明すると頭に入りやすい気がします。
情報をいちど抽象化して、比喩表現に置き換える作業が定着を促すのでしょう。

僕はブログに書評として、残すことでアウトプットの機会を作っています。

オーディオブックで気になる部分を見つけたらそのセンテンスが終わるまで待っておいて、メモ帳かTwitterに自分の言葉を書いておきます。聞いた言葉に対して自分の内面で考えたことを残しておきましょう。
短い引用文があると思い出しやすいです。

中には面白くない本もあります。そんな時はいっそう事聞くのやめてしまうか、「
著者のポジショントークがすぎる」
など一言メモをどこかに書いておくだけでもいいでしょう。

少し気が晴れますからw

今の自分が読むべき本ではなかったのかもしれません。レベルアップしてまたよみ直してみましょう。

倍速で再生はNG!最初は必ず等速で聞こう

オーディオブックを倍速で聞く人がいるかと思いますが、耳から情報入れる達人でない限りできるだけ等速で聞きましょう。

ただでさえ耳からの定着率悪いですから、聞き取りづらくする必要はありません。
質を落とすことで量は増えますが、かえって効率が悪いです。睡眠時間を削って勉強するようなものです。
そんなの締め切り前のやぶれかぶれ以外ではやってはいけません。6時間は寝とかないと、頭働かないよー。

同じ本を繰り返し聞こう

オーディオブックは耳の隙間時間を活用するため、繰り返し聞くことも苦痛ではありません。
あまりする方は少ないかもしれませんが、同じ本を繰り返し読むのは非常に有効です。

忘れた頃に読むことで、新たな発見があります。とくにオーディオブックは繰り返し情報を入れることにたけています。

耳から流すだけで入ってきますから、重要な本は数ヶ月おきに聞いてみましょう。

本より講演系の方が断然聞きやすい

オーディオブックの中でも、体の中に染み込んでいきやすいものと情報が耳の外でぐるぐる回ってるんだけどものがあります。
Kindleの読み上げ機能は新しい本を安くオーディオブック化できるメリットはありますが、硬い音声で聞き取りづらいです。
これだけで情報のいくらかは落としています。
これに対して、はじめから聞かすために作られた講演型の音声や、対談形式の音声はその場にいるような臨場感で、圧倒的に聞き取りやすいです。
不等号で表すとこんな感じ。

講演>声優が読んだ本>機械音声

オーディオブック初心者で、頭に入りづらいと思う方はぜひ、講演系の音声を聞いてみてください。
僕のオススメは池波正太郎先生が語る豊臣秀吉の魅力などです。この先生はおもしろい!

そういう意味では、ボイシーも耳から入る前提の音声なので、聞きやすくてオススメですよ。こちらの【Voicy】ボイシーとは、素人革命の音声メディアだ!を参考にして見てください。

ここまでのコツを試しても、抜けていくなら、価値観の琴線にふれていないだけかも

ここまで一通りやっても、頭に入らないようならもう価値観がと離れた情報なのでしょう。
ヒトって、興味のある内容でなければ、勉強するのって苦痛ですよね。
もう、すっぱり諦めて、自分の興味のある本にチャレンジしてみましょう。

ジャンルを変えてみるのも手ですよ。
いつもビジネス書を読んでいるなら、小説や歴史を聴いてみると新鮮な気持ちで接することができます。

まとめ

オーディオブックはスキマ時間を活用できる、効率のいいコンテンツですが、学習の定着率は低いので工夫が必要です。
1番のポイントはアウトプットをすることです。
ほかのコツとして3つあります。

  • 倍速をしない
  • 講演系のオーディオブックを選ぶ
  • 新鮮なジャンルを聴いて興味が湧くのを待つ

このコツを徹底すれば、耳からの情報は効率よく耳から染みてくるので、ぜひ試してみてください。

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