気管支炎で息苦しい。なぜこんなに息苦しいのだろう?
息苦しい時はどうしたらいいのか。
気管支炎になる原因と気管支炎のしくみを理解しながら
対処法を身につけていきましょう。
気管支炎の症状の息苦しさの原因は?
気管支炎には急性のものと慢性のものがあります。それぞれの原因や症状はどのようなものなのでしょうか。
・急性気管支炎
インフルエンザやアデノウイルスなどに感染する事で炎症が起こり、咳や痰が出ます。感染により気管支の粘膜が増加し息苦しくなることもあります。数日から数週間で治ります。
画像引用:toyokeizai.net
・慢性気管支炎
感染、加齢、アレルギー要因、喫煙、大気汚染などが原因で起こり咳や痰などの症状が3月以上続きます。このような気管支炎が2年以上頻発することで慢性気管支炎となります。
このように、急性のものはウイルスや細菌によるものが多く、慢性のものはそれ以外の原因によるものが多いのです。
息苦しさが起こるメカニズムは、気管支の炎症により細くなり空気が出入りしにくくなります。吸うより吐く方が困難なのが特徴です。
息苦しさの対処法!
気管支炎で息苦しい時はどのような対処法があるのでしょうか。息苦しさは呼吸困難とも言いますが、肺炎や他の呼吸器疾患と見分けが難しい症状でもあります。しんどい時はむりせず病院で診察を受けて下さい。
そのうえで、息苦しさに対しておススメの対処法をご説明します。
・気管支炎におすすめの食べ物
気管支炎にはパイナップルと緑茶が良いといわれています。緑茶に含まれる殺菌作用やパイナップルのもつたんぱく質分解酵素は痰を除去し気管支の筋肉を緩める効果があるからです。
・入浴
気管支周辺を温めることで筋肉がゆるみ、咳や息苦しさが改善されると期待できます。長時間入りすぎると体力を消耗しますので、適温で15分程度を目安に入りましょう。
・禁煙
喫煙は気管支炎の原因ともなります。悪化要因でもありますし、受動喫煙でさえも避けたいところです。他にも大気汚染などを避けたりマスクを着用するなど良い空気を吸うようにすることで気管支炎が早く治りやすくなります。
息苦しさの対処法!病院編!
上記の事をやっても全く治る気配がない場合は呼吸器科へ。
原因に合わせた治療が行われます。
・気管支拡張剤
気管支を拡張し呼吸困難を改善します。炎症などで気管支が細くなって呼吸困難な場合に対し効果があります。
・去痰剤
痰を柔らかくして体外に排出しやすくします。
・鎮咳剤
咳が出ていてつらい場合には咳を抑えてくれる薬が処方されます。
その他にも、状況に応じて抗アレルギー剤や抗菌薬などが処方されます。
まとめ
気管支炎で息苦しい理由は、何らかの原因により気管支が炎症を起こし細くなってしまい、空気の出入りが難しくなるがからです。
原因とは
・ウイルスや細菌等による感染
・アレルギー
・喫煙や大気汚染
気管支炎に有効的な対処法
・緑茶とパイナップルが良い
・適度な入浴を行い患部を温める
・禁煙、マスク等を着用
呼吸困難がひどい場合は病院で呼吸器科を受診しましょう。
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