気管支炎の症状!どんな経過で治っていく?

 

咳や痰といった風邪とよく似た症状の気管支炎はどういう病気なのでしょうか。

呼吸器は上気道(じょうきどう)と下気道(かきどう)があります。上気道は鼻から喉までの範囲で菌が存在します。一方下気道は気管から肺までで菌が存在しません。

風邪のウイルスが悪化すると、上気道から下気道にウイルスや細菌が入り込み感染する場合があります。すると下気道である気管支が炎症を起こし咳や痰が出たり、息苦しくなることがあります。

気管支炎の症状の経過とポイント

気管支が炎症起こす原因は、ウイルスや細菌などの感染によるものや喫煙、大気汚染やアレルギー要因など様々な原因があります。病状は急性のものと慢性のものがあります。

・急性気管支炎

ウイルスによる感染が主な原因です。上気道での感染が下気道まで広がり、気管支で炎症を起こします。咳や痰が出たり、粘膜が増加して呼吸困難になります。症状が重い場合には鎮咳剤や去痰剤、気管支拡張剤などが処方されます。基本的には安静にしていることで良くなっていきます。

気管支炎

画像引用:www.ishamachi.com

炎症により発熱など風邪の症状も出ます。

発熱は数日でおさまり、咳や痰も数日から10日ほどで徐々におさまってきます。完全にすっきりするまでは1か月程度かかることもあります。

・慢性気管支炎

急性気管支炎と違い、原因は感染、喫煙、大気汚染、アレルギー、蓄膿症、副鼻腔炎など様々です。

1年で3か月以上、咳や痰といった症状があり、それが2年以上になった場合、他に病名がつかない時に慢性気管支炎と診断されます。

気管支には空気とともに入ってくる異物を痰として喉もとへと返していくため粘膜内の細胞が役割をはたしますが、喫煙者では長年の喫煙によりこれらの細胞が増え痰が増えます。このような場合、COPD(慢性閉塞性肺疾患)と診断されます。

治療は禁煙や投薬、原因の排除などを行い、長期化する事が多いです。COPDは完治することがないため、発症を遅らせたり、軽減させることが治療となります。

空気が悪いと気管支の粘膜が増え、咳や痰、呼吸困難といった症状が出やすくなるため、きれいな空気を吸える環境作りが必要となってきます。自宅で症状が出る場合は喚起や空気清浄機の導入、外で症状が起こる場合は、マスクの着用や空気の汚れたところに行かないようにすることで症状が出るのを軽減したり防ぐことができます。

まとめ

風邪と似た初期症状が起こります。また風邪のウイルスが原因で気管支が炎症を起こし気管支炎になることもあります。この場合、急性気管支炎と診断され、通常数日から10日ほどで良くなります。

・急性気管支炎

風邪が気管支に感染したもので、咳や痰を止める等、対症療法がメインになります。熱が下がっても安静にしていないと治療が長引きます。症状が重い場合は病院で診察を受けて下さい。独断で市販薬の咳止めなどを服用すると症状が長引く事があります。

・慢性気管支炎

喫煙や大気汚染、アレルギーなど様々な理由があり、他に病名がつかない時、2年以上の慢性的な症状がみられる時に慢性気管支炎と診断されます。喫煙の影響が大きく、COPDの状態になると完治できなくなります。慢性気管支炎は再発を繰り返すため、原因の根本治療が必要になってきます。禁煙、空調、投薬など原因に合わせた対処が必要ですので、ただちに禁煙し、まずは病院で診察を受けましょう。

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