音が聞こえにくい症状!まさか蓄膿症が原因?

 

最近耳が聞こえにくい、また、耳の中で変な音が聞こえる。

こんなことはありませんか?

そのまま放置しておいたら難聴になるかもしれません。

ここでは耳の病気と蓄膿症の関連性を調べるとともに、その治療法や蓄膿症の他の症状も加えて紹介していきたいとおもいます。

耳の中で変な音が聞こえる

不規則に耳の中で聞こえる音はとても気になるものです。

通常、耳鳴りなど耳の不快な症状はすぐになおりますが、蓄膿症が原因となって合併症を起こしている場合は治療しなければ治りません。

では、一体、耳で何が起こっているのでしょう。

耳

画像引用:hapila.jp

耳には鼓膜の奥の中耳といわれる部分があり、そこと喉の上の方の上咽頭を通す耳管といわれる空気の通り道があります。

耳管は中耳内の気圧を一定に保つ役割をもっていますが

蓄膿症が原因で耳管が炎症を起こし、粘膜が腫れてこの働きがうまくいかなくなる病気があります。

それが耳管狭窄症と言われる病気で、中耳内の気圧の調節が出来ないため、耳が聞こえにくくなったり、耳の中で異音が鳴ったりするのです。

悪化すると中耳炎や難聴になりますので耳鼻科を受診しましょう。

どんな治療をする?

耳管狭窄症であるか確かめるために耳鼻科でティンパノメトリーという鼓膜の動きの程度を調べる検査や狭窄を確認する検査が行われます。

耳管狭窄症であると診断されれば治療が開始されます。

治療は、原因である蓄膿症の症状を治療するため鼻ネブライザーをしたり、耳管通気という処置をして耳管を通気したり、鼓膜にチューブを留置します。

症状自体は自分で耳抜きをすると一時的におさまりますが、悪化すると難聴や中耳炎になりますので、耳鼻科での治療をおすすめします。

蓄膿症の他の症状は?

蓄膿症が起こす症状や合併症は様々で、鼻づまりや鼻水などの症状から顔面痛や目、耳の病気まで影響を及ぼします。

蓄膿症の主要な症状や合併症

・鼻づまり・色づいた鼻水・集中力の低下・顔面痛・咳・頭痛・発熱・涙道狭窄症・耳管狭窄症・中耳炎・髄膜炎

蓄膿症の合併症で脳に影響が出た場合、深刻な事態へと発展しかねませんので、放置しないで治療をするようにしてください。

まとめ

蓄膿症が原因で、耳がきこえにくい、耳の中で異音が聞こえる理由は耳管狭窄症になっている可能性があります。

耳管狭窄症の治療法と原因は耳管通気や鼻ネブライザー、鼓膜チューブの留置などの処置が行われます。原因である蓄膿症が治る事で耳管狭窄症が治ることもあります。

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