蓄膿症で鼻水が出る・・・
鼻水に血がまざっていることはありませんか?
それで不安になって鼻をかむのがこわくなったりしていません。
ここでは蓄膿症による鼻血が大丈夫なものなのかどうかについて説明したいと思います。
鼻水に血が混じるのは大丈夫?
結論から言うと、蓄膿症が原因で鼻水に血が混じるのは「大丈夫」です。
画像引用:3nacs.com
感染により粘膜が荒れたり、鼻をかみすぎにより血が出てしまっているからです。しかし、かといって出血があるとそこからまた感染したりしますので、出来るだけ出血しないように、鼻をかむときは優しく片方ずつかんでください。鼻をすすったりするのも、できるだけひかえましょう。鼻の中は毛細血管がたくさんあり、出血しやすいデリケートな場所なのです。
もちろん、鼻の中に指を入れるのはNGです。潜血が多い場合はしばらく安静にしていましょう。
注意するべきポイント
蓄膿症で鼻水に血が混じるのが「大丈夫」な場合はその頻度が少ない場合です。頻繁に出たり、潜血の量が多い場合はガンなど重大な病気の可能性もありますので、医師に相談するか検査を受けて下さい。
出血しないようにできること
鼻が乾燥していると粘膜が傷ついて出血しやすくなりますので、加湿器などで室内の加湿を行うことをおすすめします。加湿器がなければタオルを濡らして部屋に掛けておいてもよいです。
鼻血を防ぐ食べ物
・そば
毛細血管を強くしてくれる作用があります。鼻血は鼻の毛細血管からの出血が原因で起こりますので、出血が起こりにくくなります。
・お茶
お茶に含まれるタンニンという成分には止血作用があります。鼻で出血を起こしても血が止まりやすくなるので、結果的に鼻水に血が混じる頻度が少なくなります。
・レンコン
お茶と同様にタンニンが含まれています。また、ビタミンCも豊富で毛細血管を丈夫にしてくれます。
・レバー
ビタミンB2が豊富に含まれており粘膜を丈夫にしてくれます。粘膜が丈夫になる事で鼻から出血を起こしにくくなります。
・豚、鳥、牛、魚、大豆など
タンパク質は血管を丈夫にします。鼻からの出血が起こりにくくなります。
まとめ
蓄膿症が原因で起こる鼻血は心配しなくて大丈夫です。
理由は
・感染により鼻の粘膜が荒れているから
・鼻のかみすぎなどでキーゼルバッハ部位など毛細血管が多く弱い場所で出血してしまうから
安心しても大丈夫な場合は、たまに鼻水に血が混じるといった程度の場合です。出血が多かったり、頻繁に鼻から血が出る場合は腫瘍などが原因の可能性もありますので病院に行きましょう。
鼻血に有効的な対処法
・鼻をつよくかまない
・室内の加湿を行う(加湿器や濡れタオルを使ってください)
・鼻から出血を起こさないようになるために食べたいもの
そば、お茶、レンコン、レバー、タンパク質などです。
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