「子供の口が臭い・・・。」
「子供なのに口臭って何かの病気?」
気になる口臭の原因は蓄膿症が原因かもしれません。
鼻づまりや鼻水、集中力低下や口呼吸など蓄膿症の症状がでていませんか。
蓄膿症にかかってしまうと口臭がすることもあります。
では、一体どのような臭いがするのか、症状や対処法を説明します。
子供の蓄膿症はどんな臭いがする?
では、どのような臭いになるのでしょう。
それは生魚や、生ごみなどのような生臭い独特な臭いがします。
蓄膿症の口臭の原因は、副鼻腔にたまった膿や口呼吸による口の乾燥によるものです。蓄膿症になると鼻づまりをおこすことが多く、口呼吸になってしまいます。口で呼吸をしていると口が乾燥してきてしまい、口臭がひどくなるのです。
画像引用:hndmr.com
他の症状はどんな?
蓄膿症には様々な症状があります。
・鼻づまり・色づいた鼻水・集中力の低下・顔面痛・咳・頭痛・発熱
他にも合併症を起こすこともあります。
・涙道狭窄症
蓄膿症の炎症が原因で目から鼻粘膜に涙を排出する涙道という管状の器官がつまってしまい、目に涙がたまる病気です。
・耳管狭窄症
鼓膜の奥の中耳とよばれる部分と、喉の上の方をつなぐ耳管という管状の器官がつまってしまい、中耳内の気圧調整が困難になります。すると耳が聞こえにくくなったり、耳の奥で異音が聞こえるようになります。
・滲出性中耳炎
耳がつまったような感じがするようになります。蓄膿症が原因の中耳炎で痛みを感じる事はあまりありません。
・髄膜炎
発熱、頭痛、痙攣などが起こります。
何科に連れて行くべき?
お口の事なのでと、歯科や内科と思いがちですが、蓄膿症の治療は耳鼻科で行う事になります。蓄膿症と診断されれば投薬や鼻ネブライザーなど、治療が行われます。重症になると手術が必要になる場合も出てきますので、蓄膿症でも早めの治療が必要とされます。
親ができる対策まとめ
蓄膿症は症状が風邪などと似ており、また、個人差が激しいため、症状をうったえない子さえいます。親は子供を観察し、蓄膿症を見抜く事が重要になります。子供がしゃべりづらそうにしてたり、口呼吸になってたり、集中力が低下していると感じたりしたら、まずは耳鼻科を受診しましょう。蓄膿症が進行しているかもしれません。
室内の空気を清浄に保ち、湿度の管理もしてください。口や鼻が渇くと、蓄膿症や口臭の原因となります。加湿機能付きの空気清浄機があればベストですが、なければ、喚起や濡れタオルを室内に干すなどで対策しましょう。
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