胃腸炎には果物も制限されますが、柑橘系が一番NG食品に入っています。それは酸がきついから胃痛がある時にはダメだからです。それではリンゴはどうか?
1日1個で医者要らずと言われているリンゴですが、実はリンゴもあまりよくないのです。驚かれる方もいると思います。リンゴはどんな病気の時でも良いイメージがありますものね。今回はリンゴについてご紹介したいと思います。
胃腸炎にリンゴがNGの理由
前述したように、酸がダメなのです。胃痛の時は酸が特にいけません。
りんご・柑橘類は「有機酸」が多い食材です。そのため胃液と反応して有害な酸に変わり、胃の中で食べた物を腐敗させ、ガスを発生させやすく、胃もたれ・消化不良・ゲップの原因になる。食べ過ぎは、胃炎・逆流性食道炎の原因になるので、胃腸炎の際にはそのまま食べるのはダメなのです。
けれどリンゴにはペクチンというのがあり、下痢の症状を抑える役割を果たしてくれます。ですので、胃痛や嘔吐が治まって下痢に移行した際には、リンゴを、できたらすりおろして消化吸収しやすいようにして召し上がることをおすすめします。
そしてどうせすりおろすならジュースがと思われるでしょうが、市販のジュースは糖分が多いので、お家でミキサーで作って飲む方がいいでしょう。
おすすめレシピ①:リンゴと小松菜の蒸しパン
参考レシピ:http://cookpad.com/recipe/3076416
小松菜は胃腸炎にもおすすめしたい食材。そして蒸しパンだと油分がないので、うどんやにゅうめんに飽きた子供さんから大人まで安心して食べられます。小松菜でなくてもほうれん草でも代用OKです!
おすすめレシピ②:すりおろしリンゴジャム
参考レシピ:http://cookpad.com/recipe/2832596
リンゴが余ったりしたら作っておきたいジャム。食パンの耳を落とした白いパンにバターなど塗らずに、お手製のリンゴジャムを塗って食べるとスイーツ感覚でも楽しめると思います。
おすすめレシピ③:すりおろしリンゴヨーグルト
参考レシピ:http://cookpad.com/recipe/1135160
レシピでは黒砂糖を使っていますが、きな粉と砂糖をまぶしたものを加えても美味です。
きな粉は大豆ですが、粉にすると消化が良いです。またきな粉や黒砂糖なしで、ハチミツを合わせても大丈夫ですし、何もなくてもさっぱりした甘味で美味しいです。
まとめ
リンゴもすりおろしたりする、少し体調が回復すれば食べられる果物です。まずは風邪予防と同じで、手洗いとうがいを必ず毎日すること、それだけでも感染性胃腸炎は防げます。また、ストレスを溜めないように健康的な生活を心がけて心身ともに健康生活を送るようにしていきましょう!
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