風邪やインフルエンザが心配な季節になると患者数が増えると言われているのが「気管支炎」です。
気管支炎とは、風邪やインフルエンザなどの細菌・ウイルスに感染してそれが気管支で炎症を起こすことで起こる呼吸器系の病気です。
気管支炎になると、長引くひどい咳や痰、発熱、全身のだるさなどの症状があり、日常生活に支障をきたしてしまいます。
もちろん、そうなったら速やかに病院へ行って医師の診断を受けるべきなのでしょうが、忙しくてなかなか病院へ行くことが出来ない人もいます。
そんな時には、どうにかして症状を少しでも緩和したいと思いませんか?
ここでは、そんな忙しい人に役立つ気管支炎の症状を緩和する方法をご紹介したいと思います。
気管支炎の症状を緩和にできること
気管支炎の症状を緩和する方法①
咳が長引いて止まらず微熱もあるような状態の時は、まず気管支炎だと思って市販薬を試してみてください。
ドラックストアや薬局等にも、気管支炎の際に有効な気管支拡張剤や去痰剤などを含む薬が販売されています。
ですが、市販薬だと副作用が心配という人もいるでしょう。そんな人は漢方薬を試してみても良いでしょう。
漢方薬の中にも気管支炎に効果があるものがいくつかあります。漢方薬は市販薬より効果は緩やかですが副作用の心配はあまりありません。
是非試してみて下さい。
画像引用:192abc.com
気管支炎の症状を緩和する方法②
気管支炎は気管支が炎症を起こしている状態ですので、気管支粘膜の炎症を少しでも抑えるように心掛けると症状が緩和することがあります。
一番重要なのは、のどを乾燥させないようにすることです。
適度な湿度を保つことでのどが乾燥から守られ、また絡んだ痰を出しやすくすることもできます。
加湿器などで部屋の湿度を適度に保つとともに、積極的に水分を取って常にのどを潤しておきましょう。
水分を取る時には、冷たいものより出来るだけ温かい飲み物で水分を取るようにすると更に効果的です。
冷たい飲み物はのどを冷やして気道を狭めてしまうので、気管支炎の炎症で狭くなった気道を更に狭めてしまう恐れがあります。
また、マスクなどをするとのどを乾燥させないだけではなく感染対策にもなるのでお勧めですよ。
気管支炎の症状を緩和する方法③
気管支炎の時には、食生活などにも気を配ると症状を緩和することが出来ます。
例えば、炎症を起こしているのに辛い刺激の強い食べ物を食べると咳を更に悪化させる恐れがあります。
また、殺菌作用の高い大根やはちみつなどは積極的に摂ることで炎症を抑えて症状を緩和してくれます。
こうしたことをきちんと知っておくと、気管支炎の症状を緩和するのに効果的ですので是非参考にしてみて下さい。
市販ののど飴なども、のどの粘膜を保護し炎症が悪化することを防いでくれるので、活用してみると良いでしょう。
まとめ
気管支炎になってもすぐに病院へ行けない時には、こうした方法で少しでも症状を緩和することが出来ます。
ただ、咳は身体の不調を表すサインですから、あまりにも長引く時には何か他の病気が隠れている恐れもあります。
気管支炎だと思っていたら、肺炎や肺気腫などを併発していたりすることは珍しくありませんし、アレルギーが原因で咳が止まらない場合もあります。
また、肺がんの症状には長引く咳という症状もあるのです。
ですから、あまりにも症状が長引く時には早めに病院へ行くようにしましょう。
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