現代人はいつも忙しくストレスにさらされています。
常に疲労がたまり免疫力も下がっているので、ちょっとしたことですぐに体調を崩してしまう人も少なくはありません。
そんな中でも胃腸はすぐに疲れやストレスが反省される場所ですから、調子をくずした時にはその原因を注意して探った方が良いと言われています。
きちんと原因を探ってみると、実は疲れやストレスが原因ではなく食中毒のような細菌感染が原因の胃腸炎である場合もあります。
そこでここでは、日常生活でよく口にする「卵」が原因の胃腸炎について、色々とお話してみましょう。
もしかして卵がダメだった?
卵が胃腸炎の原因になる?
食卓の定番食材である「卵」が原因の胃腸炎なんて存在しているのでしょうか?
実は、卵も気を付けて調理しないと胃腸炎を起こしてしまうような食中毒に感染する危険がある食材なのです。
卵を食べて胃腸炎を起こしてしまった場合は、サルモネラ菌に感染していないか注意する必要があります。
サルモネラ菌は動物の小腸内で生息している細菌で、鶏肉などの食肉や卵を媒介して人間に感染します。
感染すると1日以内に発症して嘔吐や下痢、発熱など胃腸炎の症状を引き起こします。
サルモネラ菌は症状が治まっても体内で1週間以上生き残っている場合があり、他の人へ感染が広がらないように注意しなくてはなりません。
注意するべき卵料理
サルモネラ菌は75度以上の温度で1分以上加熱することで死滅します。ですから、どんな卵料理でも感染するという訳ではありません。
卵を原因とする胃腸炎に感染しないためには、まず生卵を食べないように注意しましょう。おいしいけど玉子かけご飯は注意が必要、古いものは厳禁ですね。
また最近では、生卵だけではなく半熟卵や自家製マヨネーズなど加熱調理時間が短い料理でも感染したという話を耳にします。
ですから、きちんと加熱調理していない卵料理には注意が必要です。
予防するのに大事な調理方法は?
こうしたことを踏まえると、卵を原因とした胃腸炎を予防するのに大事な調理方法は加熱調理ということになります。
卵料理というのは半熟状態がおいしいものだとは思いますが、胃腸炎の予防のためには出来るだけしっかり加熱をして食べるように心掛けましょう。
固ゆで玉子やしっかり焼いた玉子焼きなどがおすすめです。
卵をおいしく安全に食べれるおすすめメニュー3選
「手羽元と卵のこってり甘辛煮」
http://cookpad.com/recipe/3572618
日本人ならみんな大好き!こってり甘辛い味付けで食欲をそそります。
卵はもちろん、一緒に煮込む鶏肉もしっかりと加熱調理をしますので安心で安全に食べることが出来ますよ。
「油揚げと卵の袋煮」
http://cookpad.com/recipe/3565581
油揚げの中に生卵を入れて甘辛いだし汁の中で煮ます。だし汁の味が油揚げに染みて固ゆでのゆで卵が苦手な人も気にせず食べられますよ。
加熱時間も長いので胃腸炎の心配も要りませんね。
「もやしの卵炒め・たこ焼き風味」
http://cookpad.com/recipe/3572328
超簡単!もやしと卵を炒めるだけの簡単メニューです。子どもも大好きなたこ焼き風味なので野菜もモリモリ食べられますね。
卵はしっかり炒めるので、胃腸炎の原因となる細菌感染の心配もありません。
まとめ
ここまで卵が原因で起こる胃腸炎の予防と対策となる調理方法などについてお話してきましたが、いかがでしょうか?
卵は、老若男女に愛される家庭の中でも万能な食材です。
出来るだけ安全安心に、そしておいしく食べたいものですね。そのためにも、是非こちらでご紹介した調理方法やメニューを参考にしてみてくださいね。
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