胃腸炎に腰痛…原因はなに?傾向と対策

 

様々な形で多くのストレスを抱える私たち現代人にとって、もはや持病とも言うべき胃腸炎。

細菌やウイルスを原因とする胃腸炎だけではなく、ストレスや疲れが原因となる胃腸炎もあるので、誰がかかってもおかしくない病気です。

また、デスクワークや立ち仕事で慢性的な腰痛を抱えている人も少なくはありません。

これらの病気が別々に症状を表す時はそこまで心配しなくても良いのですが、あなたは胃腸炎と腰痛が同時に起こって辛い経験をしたことはありませんか?

こういう場合は、何か別の病気が隠れていることもあるので注意が必要です。ここでは、胃腸炎と腰痛が同時に起こる時の原因や対策についてお話していきます。

胃腸炎と腰痛の関係

胃腸炎と腰痛が同時に起こる原因は?

 

胃腸炎と腰痛が同時に起こる原因には、いくつかの病気の可能性が隠れています。

特に注意するべきなのは「内臓疾患」です。腰痛と胃痛は大きく影響しあっており、胃酸が多く分泌されることで腰痛を引き起こす場合があるのです。

一番に疑う病気は十二指腸潰瘍です。十二指腸は胃と腸を繋ぐ臓器なので、胃酸が多く分泌されると十二指腸にまで胃酸が流れ込み炎症を起こすことがあります。

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画像引用:www.miyao-seikotsu.com

十二指腸は背中側にある臓器なので、こういう場合に腰痛も同時に起こしてしまうのです。

また、胃腸炎と腰痛が同時に起こるのと合わせて発熱も伴っている場合には、

「急性虫垂炎」いわゆる盲腸を疑いましょう。

急性虫垂炎の場合に起こる胃痛と腰痛は初期症状であり、発熱した時には症状が進行していることになります。

ですから、こうした症状が起きた時には早めに病院を受診しましょう。

他にはどんな症状が起きる?

胃腸炎と腰痛が同時に起こった場合は、腰痛の痛み方にも注意をしてみましょう。

筋肉疲労のような腰痛と違った鈍い痛み方をする場合には「尿管結石」が疑われます。尿管もまた背中側にある臓器ですので先に腰痛を感じてから胃腸炎、そして発熱も伴う場合があります。

いつもの腰痛と違うと感じた時には、特に注意しておきましょう。

注意するべきポイント

胃腸炎と腰痛が同時に起こった場合には、いつもとどのように様子が違うのかをしっかり観察することがポイントです。

普通の胃腸炎であれば腰痛が同時に起こることは殆どありません。いつも腰痛を抱えている人は特にそうした変化を見過ごしがちになってしまうので、何がいつもと違うのかをきちんと観察し、病院などを受診した時には医師へ性格に伝えるようにしましょう。

早く治すためにできること

このような症状を早く治すためには、何よりもまず病院を受診して本当の原因を突き止めることです。

今起きている胃腸炎や腰痛がただの胃腸炎や腰痛なのか、それとも他の病気が隠れているのか、自分一人で判断することは禁物。

きちんと病院で見てもらうことで早く症状を治すことができます。

また、胃腸炎により嘔吐や下痢がある場合には無理して飲食をするとより症状が悪化する場合があります。

水分は少量ずつ取るようにして、それでも吐いてしまう時は病院で点滴を受けるなどして脱水症状にならないように気を付けましょう。

まとめ

以上が胃腸炎と腰痛が同時に起こる場合の原因や対策でしたが、参考になりましたでしょうか?

いずれにしても、こうした症状の場合は他の内臓疾患が隠れている場合が多いことが分かって頂けたと思います。

決して独りよがりな判断はせずに、いつもと違うと感じた時には早めに病院へいってみるようにしてくださいね。

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