ストレスによる胃腸炎!胃カメラの注意点は?

 

ストレスによる急性胃腸炎の場合、大抵の場合は問診と触診で診断され薬を処方されて様子を見る…という事になりますが、胃がんや胃潰瘍が併発していないか調べるためには胃カメラでの検査が必要となります。

また、慢性化してしまった胃腸炎についてもどのような種類の胃腸炎なのか診断するために胃カメラで胃の内部を確認します。正確に胃の状態を調べることができる胃カメラですが、実際に病院を受診する際に注意すべきことはどんなことでしょうか?

胃カメラの流れは?

ここでは一般的な胃カメラ検査の流れを説明します。実際に受診する場合は病院へ問い合わせて確認する事をお勧めします。

①前日夜9時以降検査を受け終るまでは絶食する。ただし、薬を飲んだり、水やお茶を飲む事はできる。

②病院で検査前の説明を受ける。

③胃の粘膜を取り除く薬を飲む。

④口からの胃カメラはのどに、鼻からの胃カメラの場合は鼻の奥からのどにかけてスプレー状やゼリー状の麻酔をします。

⑤胃カメラで検査を受けます。時間は10分前後で済むことが多いですが、検査する箇所が多い場合は時間がかかることがあります。

⑥検査終了後、診断の説明を受けます。 

胃カメラ

画像引用:www.minakuchi-hp.or.jp

費用はどれくらい?

胃カメラの検査費用の目安はこのとおりです。

胃カメラのみの場合…5,000円~6,000円程度

・胃カメラ+胃の組織を採取して詳しく検査する場合…10,000円~13,000円程度

ただし採取する組織の数が増えれば当然費用も増えることになります。その他にも受けた検査内容によって費用の額は違ってきます。

薬が処方された場合は、別に処方箋の費用(1,000円程度)や薬代がかかります。

薬の費用を出来るだけ抑えたい場合は、ジェネリック医薬品が使えるかどうか医師に相談してみると良いでしょう。

胃カメラの検査の注意すること

胃カメラの検査を受けるためには、いくつか注意するべき点があります。

・検査当日はお腹が空いていても、検査が終わるまでは食事をしてはいけません。

・リラックスした状態で検査を受けられるように、ゆったりした服装で検査を受けましょう。

・どうしても緊張したり不安になったりする人のために、鎮静剤の注射をしてくれる病院もあります。心配な場合は医師に相談してみましょう。

・口から胃カメラを挿入する場合、口を開けっぱなしにするので唾液がダラダラ出てしまいますが検査をする上では仕方のない事なので、無理に飲み込んだりしないようにしましょう。

・症状や普段飲んでいる薬などによって、注意すべきことは個人差があります。医師や看護師の指示には素直に従いましょう。

検査後に注意することは?

検査が終わった後も麻酔が効いているため、検査後30分程度はうがいや飲食はしないようにしましょう。また、車などの運転や激しい運動も検査当日はしないようにしましょう。

まとめ

ストレスが原因の胃腸炎であっても、心配な症状がある場合は胃カメラのよる検査を受けるようにしましょう。特に健康診断を定期的に受けていない人は要注意です。

また、胃カメラ検査で胃腸炎の症状が分かったとしても、原因がストレスの場合はストレスそのものを解消しないかぎり胃腸炎が完治したことにはなりません。抱えている問題を解決したり、ストレスを発散する方法を見つけるようにしましょう。

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