胃腸炎の食事!牛乳は飲んでも大丈夫?

 

胃腸炎で腹痛、嘔吐で苦しいなか、正しい食事法を実践し、一日でも早く元の身体へと治していきましょう。

今回は乳製品や牛乳は飲んでも大丈夫なのか?という疑問にお答え致します。

牛乳は飲んでもセーフ?

牛乳は胃に膜をはって保護するから胃腸炎に効果があると思っていませんか?いいえ、それは逆効果だったのです。

胃腸炎が完治するまで、牛乳を飲むのは我慢しましょう。

というのは、牛乳は栄養価は高いものの脂肪分や乳糖を消化するのに胃腸に負担がかかってしまうからです。胃腸を休めるのが最優先される状況で牛乳を飲むのは真逆の行為となりますので控えましょう。

症状が軽くなるまで絶食し、おかゆをよく噛んで食べ、経口補水液で水分補給しましょう。

牛乳

画像引用:yoshiyama3.hatenablog.com

他の乳製品はどう?

乳製品は全般的に脂肪分が高く消化に負担がかかりますので、胃腸炎が治るまでは摂取は厳禁です。しかし、どうしても食べたい場合は、治りかけの状態であればヨーグルトをゆっくり食べるのなら大丈夫です。ヨーグルトは牛乳と違い、乳糖不耐症の方で食べる事が出来ます。乳糖不耐症とは、乳糖を消化できずお腹の調子が悪くなってしまう体質を言います。日本では多くの方がこの乳糖不耐症に当てはまるため、牛乳の健康への影響がよく議論されています。

ヨーグルトの場合、この乳糖を乳酸菌が分解してしまうため、お腹の不調が起こりにくくなるのです。

いつから乳製品をとってもいい?

胃腸炎の症状がなくなってから、ヨーグルトをとりましょう。牛乳やその他乳製品の場合は症状がなくなってからプラス2、3日経ってからで、牛乳を飲む場合はできるだけ常温かホットミルクにして胃に刺激とならないよう気を付けて下さい。そのほかの乳製品の場合も良く噛んで消化不良にならないように食べましょう。

まとめ

・胃腸炎はまずは胃腸を休める事に専念する。

・はじめは経口補水液、おかゆだけ。

・良くなってきたら消化の良いものから食べていく。

・乳製品は胃腸炎が完治してから。

 

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