風邪をひいたあと、治りかけになってくると咳が出やすくなることがありませんか?
鼻水でもそうですが、咳も多いに関係があります。治りかけでも咳が出るなど風邪が治っていないのではと思われるような症状が出てくるのです。ここでは風邪の治りかけに出てくる咳についてお話したいと思います。
ツライ咳の治し方まとめ
風邪の治りかけは咳がでる?
風邪をひいて熱が下がってもまだ咳が残る場合があります。咳だけでなく痰が絡み始めたら治りかけだと耳にされたことがないでしょうか?
実際に風邪をひいた際、ウイルスや細菌が入ってきて人間の体は咳・痰あるいは鼻水で外に出そうとします。そうやって出そうと身体が抵抗するために気道や鼻の粘膜に傷がついてしまうのです。
熱も下がって風邪は治ったけれど、喉・鼻の粘膜に傷だけが残っているために、咳が出たり痰が絡んだり、鼻水が出易くなってしまうのです。
画像出典:challenge55.com
オススメの解決方法1
これは咽喉を大事にするということでアナウンス教室の先生に教えてもらったのですが、寝る際には首を温めておくことが咳を防げるらしいので、寝る際には柔らかなタオルなどで咽喉を包む。これが大事なのだそうです。
オススメの解決方法2
熱が下がっていてお風呂に入りたいと思われた場合。案外風邪のときは治りきるまでお風呂に入ったらだめだという意見を聞かれたことがないですか? けれど、保湿は咽喉のためには良いことなので、実は風邪を引いたときに熱がなくて身体も怠くなければお風呂に入ることは良いことなのです。
ただし、もちろん身体を洗うことはせず、20分間くらい40度程度のお風呂にゆっくり浸かっておいて、上がったらすぐにあたたかい格好をして休む。これが大事なので、風邪だからとお風呂に入るのはダメではないんです。
オススメの解決方法3
咳を止めるのに役立つ「尺沢」(しゃくたく)「孔最」(こうさい)「天突」(てんとつ)のツボを押します。
尺沢は肘の内側、しわ上で親指側にある筋肉の外側にあるくぼみに位置します。
孔最は尺沢ツボから手首の方向に指4本分下がったところに位置します。
天突は首の付け根、左右の鎖骨に挟まれたくぼみに位置します。強すぎず慎重に刺激します。これらのツボを5秒間とゆっくり数えて数回軽く押します。ツボは強く押せばいいというものではなく、ゆっくり軽めに押すことが大事です。
おススメの解決方法4
生姜紅茶などで身体をあたためます。他、すりごま入りココアやはちみつドリンクなどもおススメです。
注意するべきポイント
咳は治りかけでも出ることがあることがお分かりになっていただけたでしょうか。ただし、3週間以上咳が続き血痰が出たり関節痛などが伴う場合は、マイコプラズマ肺炎の可能性がありますし、咳喘息ということも考えられます。特にマイコプラズマ肺炎は重篤になる場合が多いので、早めに病院の受診をされることをおすすめします。
まとめ
風邪は万病の元ですので、なるだけ風邪を引かないことが大事なのですが、気温の変化などで身体の疲労が蓄積しているときに対処できないで風邪を引くこともあるかと思います。そういう時はゆっくりと休む。そして消化に良いものを食べて内臓に負担をかけずに栄養を取る。そういう単純なことが一番、風邪を早く治すことに繋がるのです。
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