次に足のくるぶしの内側の痛みについてです。足のくるぶしの内側は、外側とはまた違う原因があるのです。
今回はその中で腱鞘炎についてご紹介したいと思います。
痛みの原因は足の腱鞘炎かも?
内側のくるぶしの痛みの原因は足の腱鞘炎?
くるぶしの内側の痛みの原因で考えられるのは腱鞘炎があります。腱鞘炎といいますと手首の使い過ぎで発症するのをイメージされる方が圧倒的だと思われます。けれど、足にも腱鞘炎は起きるのです。また足は手首とは違って足に関しては、使い過ぎというよりも、靴による圧迫で腱鞘炎が起こることが多いのです。
画像出典:morita.jisseki.net
どんな症状がおきる?
足の内側にあるくるぶしには後脛骨筋腱というふくらはぎ部分の筋腱があり、ここ摩擦を起こしやすい部分なのです。ここが何度も負荷を繰り返していると摩擦によって筋腱が傷つけられて部分断裂を引き起こすことになってしまうのです。
どんな人がなりやすい?
なりやすいのは中高年の女性や外反母趾にかかっている方、О脚の人、健康のためと言いながら過度傾向なウォーキングをされている方、肥満気味で足に必要以上の体重の負荷がかかっている方、ハイヒールを常に履かれている女性、足が元来小さい方などがあげられています。
また靴ひもなどをきつく締めつけてしまう癖がある方などもなりやすいとされています。
注意するべきポイント
足の痛みは外側、内側どちらも言えるのですが腱鞘炎や捻挫だけでなく、痛風や高尿酸血症、疲労骨折、リウマチなどでも痛みが出る場合があります。
少しずつ痛みが続く、腫れがひかない、足の指や手指の関節が朝起きてからしばらくの間、動きがぎこちないなど、症状に気になることがあったら、なるだけ病院に行くことをおすすめします。
オススメの対処法
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病院で血液検査やX線検査を受けて原因をつきとめる
これが一番最適で最速な方法ですね。
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足に合った靴選び
どんな足の病気もこれが鉄則です。小さすぎても大きすぎても駄目ですね。
またハイヒールなどもファッション性は高いですが、健康上はおすすめできないので、長時間履くこと、毎日の使用は考えたいものです。
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偏平足や外反母趾の人は気を付ける
現在治療中の方も、腱鞘炎などになりやすいためサポーターやテーピングなどで
足を補強しておく必要があります。また足の指の刺激を与えるために五本指ソックスなどを履くことも良いでしょう。
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紐靴などスニーカー関係を使用する際には、靴紐をきつく結びすぎて窮屈な状態にしないように心がけましょう。
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普段からウォーキングをしている人、ジョギングをしている人は腱鞘炎になる可能性が高く、疲労骨折にも繋がりますので、酷使しないように気を付けて楽しみましょう。
まとめ
足やくるぶしに痛みを感じると、どこかで怪我をしたのか、ぶつけたのかもしれない、などと思いがちですが、意外な原因が要因になっている場合も多いです。靴に関しては日頃から注意できることですから、簡単にできることから足の健康にも気を付けて過ごしていきましょう。
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