時々急に鼻の奥が痛くなることがあります。鼻水も鼻血も出ていないのに、その痛みが持続していたり、消えては出てくるといった繰り返しくる痛みだと何か病気だろうかと心配になってくるでしょう。
今回は鼻の奥が痛いと感じる原因や対処法、他、症状や注意点についてご紹介したいと思います。
鼻の奥が痛い!副鼻腔炎が原因?
鼻の奥が痛いのは、副鼻腔炎が原因かも?
風邪でもないのに鼻の奥がずっと痛みを感じる場合、乾燥が原因だと考えられることが多いです。加湿器などで鼻の乾燥に気を付けていても治らない場合は副鼻腔炎の可能性がありますので耳鼻科で受診する必要があります。
副鼻腔炎は鼻の粘膜の炎症によって、鼻汁が多くなり、鼻汁を副鼻腔炎にたまってしまったり、細菌やウイルスそのものが副鼻腔に侵入して炎症を起こすのですが、他では風邪や咽頭炎、鼻炎などの合併症での発症もあるのです。
画像引用 :healthil.jp
どんな症状がおきる?
副鼻腔炎の主な症状には、鼻づまり、鼻水が鼻からのどに落ちる後鼻漏、頭痛、鼻付近の顔面の痛み、匂いが判らない、ひどい口臭など、中には風邪に似た症状も多いため、風邪が長引いているのではという自己判断をしてしまう方もいます。
どんな人がなりやすい?
親が副鼻腔炎にかかりやすいと、子供のほうもどうしてもかかりやすい体質になりがちです。花粉症やアレルギー性鼻炎を患っている人もなりやすい傾向が見られます。
次に鼻をかみすぎること。鼻をかむときに思い切りかんでしまうと、副鼻腔の中に鼻水が入ってしまいやすくなり、膿が溜まっていくことで副鼻腔炎になりやすいです。
他、虫歯や歯周病から副鼻腔に細菌が入り副鼻腔炎になる場合もあります。
注意するべきポイント
鼻水や鼻づまりが続くときは、そのまま放置しないでおくことが大事です。
風邪を引いた後などに鼻水や鼻づまりが続いている時は、そのまま放っておかずに、病院・診療所を受診しましょう。頭痛や顔面痛、頭重感がある場合は特に。そして鼻水など鼻を勢いよくかむことによって、鼻の細菌が耳内部に感染し中耳炎も引き起こすことがあります。鼻をかむときは、ゆっくりと勢いをつけずにかむことが大事です。
普段から勢いよく鼻をかみがちな方は、これを機会に静かにゆっくりと鼻をかむことから意識していきましょう。そしてなるだけ日頃から風邪にかからない生活を心がける必要があります。風邪は万病のもとというのはあながち嘘ではないのです。
私のオススメの対処法
鼻水や鼻づまり、頭痛に効果的なツボというのがあります。
上星(じょうせい):髪の生え際から、親指の幅1本分上
ここを、人差し指で下方向に、10秒押したら、5秒離す動作を3セット行います。
印堂(いんどう):眉間の中心
ここを人差し指で、圧を感じる部分までゆっくりと押し、3~5秒押して離す動作を
3セット行います。
天柱(てんちゅう)
後頭骨の際で、頚椎の両脇にある筋肉の外寄り
風池(ふうち)
後頭骨の際で、頚椎の両脇にある筋肉の外から親指1本分の幅を空ける
上記の二カ所に頭痛のツボがあります。ここを横になって、肘枕をし、親指を立て気味に、後頭骨の際にあて、4本の指の指紋部で頭を支えます。
力は全く要らないので、気軽に寝る前、気が向いたときに試されてみてください。
まとめ
一度副鼻腔炎になってしまうと再発しやすいのがこの病気。けれどばい菌が脳などに
行ってしまうと恐ろしいことになる病気ですので、ちょっと普通と変だなと思われたときは耳鼻咽喉科などの病院になるだけ早く我慢せずに行っていただきたいです。
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