え、足に力が入らない!病気が原因?

昨日まで元気だったのに急に足に力が入らなくなってしまった、、、

こんな悩みを抱えている方はじつは多くいらっしゃいます。とくに朝おきたら足に力が入らなくなってしまっている場合が多いようです。

まずは自分にどんな症状があてはまるか知識を手に入れてから対策をとれば大丈夫です。

足の力がうまく入らないのは、病気、食べ物、生活習慣など、ひとつずつ原因として考えられるものを上げていきますので、一緒にチェックしていきましょう。

足に力が入らないのは病気が原因?

足に力が入りにくい原因は、ほとんど場合は病気ではありません。

それでもなかには病気がひそんでいることもあるので注意が必要です。
例えば腰部脊柱管狭窄書や腰椎椎間板ヘルニアでは、腰骨のなかを通って足に向かう神経管が圧迫されてしまう病気です。
足の神経を圧迫してしまうので、痛みとともに力が入り難くなってしまいます。
また脳卒中など頭の病気でも、足にが立たなくなってしまう場合もあります。
表に足の脱力感がでる病気を簡単にあげておきますので、気になる症状があれば専門の病院を受診しましょう。
腰部の神経症状に関わるものであれば整形外科、ギランバレー症候群やALSなどは神経内科をオススメします。
病気の名前 症状
腰部脊柱管狭窄症 間欠性跛行、しびれ、腰痛
腰部椎間板ヘルニア 一側下肢のしびれ、腰痛
ギランバレー症候群 発熱、下痢、しびれ、重症では呼吸困難
筋萎縮性側索硬化症(ALS) 物が上手くつかめない、足が前にでない、ろれつがまわりにくい、飲み込みにくい
重症筋無力症 易疲労性、眼瞼下垂、複視、嚥下障害
脳卒中 ろれつが回りにくい、一側の手足の脱力、意識障害
自立神経失調症 非常に多岐にわたる症状あり
慢性疲労症候群
疲労感、強い筋肉痛、不眠or過眠、気分障害

寝起きで足に力が入らないのは自律神経の原因?

昨日までは元気だったけど、とくに理由もないのに寝て起きたら足に力が入らなくなってしまい、倒れてしまうような方もいらっしゃいます。

もしかしたら起立性調節障害かもしれません。これは思春期の女性に多くみられる自律神経の調子が悪くなってしまう病気です。

  • スマホやテレビを見すぎて夜更かしの生活習慣
  • 学校生活で未成熟な人間関係のなかでのストレス
  • 低血圧

などが複数の要因が重なることで、自律神経症状のひとつである脱力感がおきてしまいます。

起立性調整障害とわからずに、ズルズルと欠席日数が増えてしまい、いつのまにか学校にいけなくなってしまう子供もいます。

症状に心当たりのある方は、専門の医療機関にかかって相談してみることがオススメします。

家庭でできることとしては、正しい生活習慣をつけさせてあげることです。

また専用のサプリも販売されていますので、補助に活用してもいいでしょう。サプリひとつで子供が元気に学校に通ってくれれば安いものです。

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足に力が入らないのはカリウムの取りすぎ?

身体の約60%は水分でできています。このなかにはカリウムやナトリウムなど微量な電解質(イオン)が含まれていて、筋肉や神経の働きを調節しています。
でも電解質は繊細にバランスがとられているので、多すぎても少なすぎても十分に働くことができないのです、
足に力が入らなくなるのも、その1つの症状です。たとえばカリウムの過剰摂取では、高カリウム血症という症状があらわれます。
初期には脱力感などの筋肉、神経系の症状を自覚される方もいます。
ちなみにカリウムが多く含まれる食品はジャガイモ、納豆、ナッツ、とうもろこし、アボガド、バナナなどです。
しかし過剰に恐れることはありません。
腎臓が元気であれば尿から排出することができるため、ほとんど症状がでることはありません。
またカリウムは高血圧の予防効果もあるため、近年では積極的な摂取を促されるている側面もあります。
下に脱力感と関わる電解質異常を症状別にまとめました。
もし当てはまる症状があれば病院の血液検査をしてもらいましょう。専門的な知識もとお薬の調整など必要な可能性があります。
電解質 自覚症状
高カリウム血症 脱力感、くちびるのしびれ
低カリウム血症 軽度の脱力感、四肢麻痺
高カルシウム血症 脱力感、厳格、昏睡

 足に力が入らないときに原因考える、病気以外のチェツク項目「睡眠」「運動」「食事」

病気の可能性が低ければ生活週間を見つめ直してみましょう。

睡眠、運動、食事、のどれも健康な生活には欠かすことはできません。この3つが崩れると自律神経の調子も悪くなり、足の力が入りにくい症状がでてしまうことがあります。

それぞれのポイントをみていきましょう。

足に力が入らない原因①睡眠不足

人間が健康に暮らすためには1日7時間の睡眠が必要です。

ある実験では6時間睡眠を2日続けてとると、1日徹夜をしているのと変わらない状態になったたとされています。

この状態では記憶力の低下だけでなく、見えない疲れが溜まってしまいます。身体の重さや足の力の入りづらさにつながってしまうのです。

それでも必要な睡眠時間には個人差があります。

80%の方は7時間の睡眠が必要なのですが、

ショートスリーパーと呼ばれる10%ほどの人は3~4時間の睡眠で元気になります。

逆に10時間睡眠をとらなければ十分に体が回復しないロングスリーパー体質もいます。

ポイントは自分が快調になる睡眠時間を探って、自分の睡眠タイプこと。スマホに睡眠記録アプリをダウンロードすると簡単に把握できるので、オススメです。

疲れをとるための睡眠のポイント

  1. 睡眠のポイントは下に上げておきます。寝る時間が長くとれるだけで、自分のなかからエネルギーが湧いてきます。きっとビックリしますよ。
  2. 寝る前はスマホのブルーライトは刺激になるので見ない。
  3. 10時から2時には成長ホルモンが分泌されて、体を回復してくれるので早く寝る。
  4. 週の後半に忙しいなら、前半に寝だめする。
  5. 夜どうしても忙しいなら、昼に15分だけ昼寝、もしくは目をつむってじっとする。

睡眠についてはこの本がオススメ 分かりやすく睡眠について書かれています。

足に力が入らない原因②運動不足

筋肉は長いあいだ使っていないとと力の入れ方を忘れてしまいます。

どこか骨折してギブスを巻いた方は実感されていると思いますが、しばらく固定しておくと、人間って力の入れ方を忘れてしまうのです。

「でも私って普通に歩いてますよ」って思うじゃないですか。

じつは筋肉って最低限の状態に適応するので、しばらく走ったりスクワットしていないと、力が入りにくくなります。

適度な運動は疲労状態を回復してくれます。もちろん疲労困憊のときはゆっくり休んだ方がいいでしょう。ただなんとなくやる気がしない状態のときは、軽く運動をしてみましょう。

オススメは筋トレです。

少しキツイくらいの運動をすれば、性ホルモンや成長ホルモンが分泌されて、精神状態もさわやかになってきます。有酸素運動に比べて時間がかからないのも嬉しい。まずは軽く疲れがでるくらいスクワットをしてみましょう。30回くらいが目標です。

筋トレについてはこの本で勉強することがオススメ。カラダに与える影響を簡単におもしろく学べます。

足に力が入らない原因③食事

PFCバランスをご存知でしょうか?

タンパク質、脂質、炭水化物をバランスよく食べましょうという栄養の話で、ダイエットでよく聞く言葉です。

この割合がタンパク質15:脂質25:糖質60が理想の割合と言われています。

とくに最近は糖質制限ダイエットの影響で、糖質が不足しがち。米は重要な炭水化物源ですし、筋肉を円滑に動かすミネラルも含まれています。

片寄った食事で、PFCの偏りやミネラル不足に陥っていませんか?安易な糖質制限は体に毒です。

お菓子やアルコールの量を減らして、1日30品目を目安に食事をとりましょう。

食事について一度学んでおくと一生自分のカラダのためになります。

まとめ

足に力が入らない理由は多くあります。

熱がてたり、ロレツが回らないなど他の症状がある場合はすぐに病院で専門的な治療の必要性があります。

しかしこころあたりがなく、食生活やストレスの多い環境に心あたりがあるのであれば、カリウムの取りすぎや自律神経の乱れによる脱力が原因の可能性もあります。

睡眠、運動、食事を適切なバランスにすることで、脱力感が消えることは少なくないので、ぜひ生活習慣を見直してみましょう。

一度、書籍でやる気をもらってからチャレンジすると効果的なので、オススメの書籍も手にとっていただければ嬉しいです。

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