「最近少しだけれど、足がしびれるようになってきた。
でも、そのうち治るでしょう。」
ちょっとまって!そのしびれは、何かのサインかもしれませんよ。
ここでかんがえてみてください。ここ最近、腰に何かしらの違和感
を感じたりしていませんか?
足のしびれは腰が原因かもしれませんよ。
足がしびれる原因は「腰」かも?
足のしびれを感じる病気とは?
・足のしびれる原因は腰が悪い?
しびれが長く続く場合は、腰に原因がある可能性があります。
尻から足にかけての神経は、腰椎を通っています。
このために、背骨の腰の部分である腰椎の変形などの異常がおこると、神経が圧迫されて尻から足にかけての広い範囲内で痛みやしびれが生じることがあります。
画像出典:haraitas.com
またもう一つ、原因が考えられます。
それは、ホルモンの分泌異常や脳梗塞でも同じ症状がでることがあります。
決して自分独自で判断せずに、病院に行くようにした方がいいでしょう。
また、しびれや痛みには深い理由があり、特にしびれを主に感じるのは脳からくることが多いです。
・片足での広い範囲でしびれたり、痛みがある場合
この場合は座骨神経痛の疑いがあります。
その症状ですが、刺激や圧迫などが加わると、おしりや太ももの裏やふくらはぎやかかとまで痛みが出てきます。
また症状が軽く済む場合もあります。
ただ単に軽くしびれを感じる場合などです。
・椎間板ヘルニアの場合
この場合はまず腰から痛みがきます。
それから、少しずつ足にもしびれや痛みがきます。
これが重症化すると、障害を受けている神経がつながっている筋肉に麻痺がおこります。
それから排尿や排便の感覚もなくなってきてしまうという、大変恐ろしいことになります。
・腰部脊柱管狭窄症
この病気の場合の特徴は、しばらく歩いたりすると、足のしびれまたは痛みを感じるようになります。
これは座っていたり歩き始めのときは、症状がでません。
歩き続けていくうちにしびれや痛みを伴うということです。
特徴として、しびれや痛みであるけなくなっても、少し休むとまた歩けるようになるという特徴があります。
症状が重症化しだすと、歩ける距離が短くなり、立っているだけでも症状が出たりします。
この病気ですが、緩和することができます。
それは、歩くときはなるべく前かがみで歩くようにしていくと、症状も緩和されます。
・煙草が原因でのしびれ
これはタバコを吸うことによって、体内の血行が悪くなり、その結果体温が下がってきます。
これが原因となって、足のしびれがきます。
この病気はバージャー病といいますが、進行すると酷い痛みをかんじますが、休めばまた歩けます。
ただ、手足の静脈に炎症を起こす可能性があり、潰瘍ができそれが酷くなると、壊死していきます。
壊死までくると、切断するしかないという恐ろしい病気です。
・うつ病でも足のしびれがあります。
うつ病では、体の機能も低下して、しびれたりふらついたりすることが多くなってきます。
足がしびれていると感じたら、自分の精神状態を振り返ってみてください。
鬱の要因が出ているときは、必ず精神科で診察してもらってください。
・脳梗塞が原因の場合
脳梗塞ができた部分によって、手足のしびれや麻痺などの症状の出方が違ってきます。
脳こうそくの場合は、脳の中の血管がつまることにより、脳細胞に血液がいかなくなるのです。
その結果脳細胞の壊死がはじまり、これが原因になり手や足がしびれたりします。
まとめ
このように、足がしびれる原因は多岐にわたります。
上記はまだ氷山の一角であり、まだまだ原因になる病気があります。
「しびれくらいで」と軽く思わず、かならず医師の診断を受けましょう。
また、このようにならないための方法というのはありません。
というのも、それぞれの病気によって手や足がしびれますので、これということができません。
ただ、しびれが来ているときは必ず医師の診断を受けてください。
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