もっと自由に生きたいあなたへ|バッタを倒しにアフリカへ

こんにちは、ヒロ彦です。ベストセラーになっている、前野ウルド浩太郎さん著「バッタを倒しにアフリカへ」をついつい、手にとってしまいました。

だって、このインパクトあるタイトルと表紙。もう読むしかないじゃないですか。

Amazonの星4.5のレビュー数が2018年2月21日段階で、130件!好物のノンフィクションだし、これはいい感じ。

ノンフィクションのいいところは、他の分野の専門家が書いているので、思いがけない知識が得るところ。たとえばバッタとイナゴの違いがもれなく説明できるとか。

どこで使うんだよ!みたいな知識だけど、少し笑いが腹の底から湧いてきて、生活を潤してくれるんです。本の醍醐味じゃないかなー。

あと本当に実在しているっていう事実が言葉に重みをつけます。どこか背中を後押ししてくれることが多いんですよ。

この本はまさにそう。こんな著者が実在して、こんなに自由に生きているんだ!とバッタ好きの変態を観察できる本なのです。

本気で物事にぶつかる気持ちよさってあるじゃないですか。ほんとにスカッとする、嘘みたいな本当の話。

今回はFebeで、オーディオブック版を購入しました。声優さんのウルド感もあって、これは当たりのオーディオブック。

 

【書評】バッタを倒しにアフリカへ 前野ウルド浩太郎

いい大人が無鉄砲へアフリカへ行く、それがいい

著者は単身でアフリカにバッタを倒しにいく31歳、無職の研究者。

バッタを倒しに地球の裏側まで行く、無職がかつていただろうか。

しかも、目的は昆虫学者として就職のためらしい。
ポスドクが大学に就職するには、素敵な論文が必要なのだ。

地球の裏側まで就活って、過酷すぎるだろ。
昆虫学者ってそんなに狭き門なのか。

しかも、計画性があるようで、全然ない。
単身向かったモーリタニアの公用語はフランス語なのだが、
英語と日本語しかしゃべれないときた。

ドラクエでは、橋を渡ってとなりの島に行くだけで、
強力なキメラとかゴーレムが待ち受けている。

ましてやアフリカは、橋どころか飛行機で30時間オーバーの土地。
いきなりキラーマジンガ様と出くわしたって不思議ではない。
そんな装備で大丈夫?
せめて銅のつるぎくらい購入した方がいいのでは?

他人ながら、ついつい心配してしまう。

その生き方は縛りプレイにも似ている。
ジョブ選択は昆虫学者一択のみ!

険しい、道のりがモーリタニアでは待っているわけだが、
狂気じみた縛りプレイヤーの本気なんて、面白くないわけがない。

好きなコトのためならここまでしてもいいんだ

人生っていつのまにか、好きなことより、やらないといけないことばっかりになるけれど
著者を見てると、あーここまで人間って自由に行動していいんだって響いてきます。

もちろん著者はやらないといけないことにも、ブツかって苦しみます。
それは、お金。

やっぱりバッタの研究で短期的に利益をあげるのって、難しそうじゃないですか。
だから、研究資金もでにくいと。

でも、この困難な場面に直面しても、試行回数を増やしてこのヒト突破しちゃうんですよ。
著者の武器は、普通のヒトと違って、狂気的に昆虫学者になりたいといこと。
夢がある人間は強い。

普通のヒトは、衣食住の安定とか、俗世の浴がみたされれば幸せになれますけど、
著者みたいな変わったヒトは、それだけじゃ足りないんだろうな。
欲望の量が、あきらかにヒトより大きいのです。

閑話休題。

現在は、感情を揺さぶってくれるヒトにお金を集めることができる
この著者レベルで、バッタを語れるようになると、ヒトの心を動かせるようになります。
なにか、心が熱くなったり、ときめく生き方をみせてくれて、
どうしょうもなく魅力的なのです。
自分にもこんな人生があったのかも?とか思ったりね。
応援したくなっちゃう。

こんな気持ちの変化を起こせる魅力的な人間には、
ブログやSNSを通じてファンを作り、資本主義を通してお金に変換できる時代です。
お金2.0でも語られた通り、価値主義へ転換していっているのでしょう。

著者は執筆活動をつうじて、研究費をいくらか捻出できりるようになるのです。
大学にも所属してない一介のポスドクがおもしろいことをすれば、世界から認められる。

着実にレベルアップしてる。
もう、ライデインくらい使えそうな成長感。

どうやらぼく達は、熱いハートと努力さえすればなんとかなる
夢のある世界にいるようなのです。

自分もなにかできるかも?って
勇気をもらったのは僕だけじゃないはず。

 

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