爪の白い部分とピンクの部分が綺麗に分かれ、それぞれが綺麗な色をしていると、とても健康的です。
見た目にも美しいです。
その美しさの要でもあるピンクの部分は増やせるのでしょうか?
増やせます。
ピンクの部分を増やし、綺麗で健康的な爪にするためにはどうすべきか、爪の構造など基本的なところからさぐっていきましょう。
爪のピンクの部分を伸ばすには?健康な爪のポイント
爪はどんな構造をしてる?
爪は次の7つで構成されています。
①爪先(そうせん)
爪の一番先の部分を言います。爪床から離れて、外へと伸びている部分で遊離縁とも呼ばれています。
②爪床(そうしょう)
爪甲の裏側にあります。皮膚に密着している薄いピンク色の皮膚です。爪が伸びるとこの爪床から離れる為透明な爪が白くなり爪先となります。
③爪郭(そうかく)
爪甲の両側にある少し盛り上がった指の皮膚の部分です。
画像引用:blog.livedoor.jp
④爪母基(マトリックス)
新しい爪を作る細胞が集まっている大切な部分で、爪根にあります。この爪母細胞が細胞分裂して増えることで新しい爪が生まれ、その新しい爪が押し出す力で爪先へと伸びていきます。
この部分が傷つくと正常な爪が生えてこなくなったりします。
⑤黄線(イエローライン)
爪床と爪先の境目で、皮膚と爪が離れる部分の境界線のことを言います。
⑥爪半月(そうげつばん)
爪甲の根元にある白っぽい部分で、半月場をしています。作られたばかりの新しい爪なので水分が多く白っぽく見えます。
⑦爪上皮(そうじょうひ)
爪甲の根元で皮膚との境目を覆う角質のことをいいます。爪の根元にある薄い皮膚、いわゆる甘皮のことです。ささくれができるのはこの部分です。
爪のピンクの部分を伸ばすには?
爪を伸ばすと爪にくっついた肉の部分が引っ張られてピンクの部分が伸びます。なので、爪のピンクの部分を伸ばす為には爪をある程度まで伸ばす必要があります。
しかし、単に爪を伸ばすだけでは爪が折れてしまうので、甘側の処理をして健康的に爪を伸ばす必要があります。
強い爪を作れば爪が順調に伸び、自然とピンクの部分も伸びてきます。
専門家の人は、ピンクの部分を大きくすることを”肉をつける“というそうで。爪に肉をつけるとピンクの部分が長くなるようです。
どのくらいの期間がかかる?
爪の伸び方には個人差がありますが、日本人の成人では平均一日に0.1ミリと言われています。
爪一枚が生え変わるサイクルは、手の爪でだいたい半年です。
足の爪は手の爪より半分くらいしか伸びず、伸びるのが遅いです。
注意するべきポイント
爪のピンクの部分を長くするには、爪床と爪先の境目のハイポニキウムという部分を育てる必要があります。
その為には、ハイポニキウムの部分を傷つけないことが重要です。
爪を切る際、2ミリくらいは残すようにしてハイポニキウムを切らないようにします。できれば、切るというよりやすりなどを使って削る方がいいでしょう。
爪を健康に保つ秘訣
爪を健康に保つには、まずは食べ物から気をつけることです。アミノ酸、ビタミンA・B2・E、カルシウム、亜鉛、コラーゲン、カルシウムなどを意識してとるようにしましょう。
外からのケアとしては、クリームを塗るなどして乾燥から守り、爪を保護するこことが大切です。
まとめ
爪のピンクの部分は努力次第で増やすことができます。
爪床と爪先の間にあるハイポニキウムを痛めないようにすると、ピンクの部分が増えていきます。
爪をなるべく短くしないようにしてハイポニキウムを育てるようにし、爪切りを使わずやすりなどを使って爪を削るようにします。
食べ物にも気を付けて、体の中からも爪に良い生活をすることが必要です。
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