ニートゥチェストは下部腹筋のトレーニング。コアと股関節を連動して動かす、実用的な筋トレです。
椅子に座って行うので、学校や会社でも気軽にできるのもポイントですね。
ターゲットはお腹の前面に6パックを作る腹直筋の下部、足の前の筋肉 大腿直筋、腹筋の最も奥にある大腰筋です。
特に大腰筋はウェストを締めて姿勢矯正をしてくれる筋肉なので、体型を変えたいヒトにはオススメの運動ですね。すぐに効果があらわれてきます。
これはお腹の中が空洞になっていることが関係しています。
大腰筋は腰椎から足の付け根についている筋肉で、お腹の奥底を走っています。
そして両サイドから背骨を支える柱のような形になっているので、ここが緩むと猫背になり、内蔵が下に落ちてきてしまいます。
するとお腹がポコッとでるわけです。姿勢の悪い人だとここがしっかり締まるだけで、ウェストが10cm細くなる人もいるんですよ。ニートゥチェストでお腹を締めちゃいましょう!
自宅でできる筋トレ!【ニートゥチェスト】の効果と正しいやり方
【ニートゥチェスト】のやり方
- 椅子などに座って、座面をつかみましょう。足は少し浮かしておきます。
- 膝を胸に近づけるようにあげます。おへそをのぞき込むように、背中も丸めるようにしましょう。首→背中→お腹の順番で丸まるように意識してください。
- 足をあげる動作にとらわれすぎないようにしましょう。メインターゲットは腹直筋の下部と大腰筋なので、体を丸めるようにしましょう。
NGな動き
イスに深く座りすぎてしまうと膝が座面にあたってしまって上手くできません。
よくやるのが体を曲げずに仰け反って足を上げてしまうヒトがいます。体が沿ってしまうと腹直筋や腸腰筋から大腿直筋に負荷が逃げてしまうので注意しましょう。
大腿直筋は膝を伸ばすのと、股関節を曲げる筋肉なので膝が伸びてきたら大腿直筋が過剰に使われていないか確認してみましょう。
骨盤の前側を触って1番出っ張っているのが上前腸骨棘という場所なのですが、そのすぐ下が大腿直筋の起始部です。ここが重点的に痛くなるようならそれは代償動作でしょう。
【ニートゥチェスト】負荷の下げ方 床に座る
床に降りてもニートゥチェストできます。こちらのほうが、足を降ろさないで済むので、腹直筋の可動範囲が少なくなり負荷が減ります。
床に座って膝を軽く曲げて足が浮いを浮かせて、手をついてからバランスをとってしましょう。
これも仰け反りやすいので、自分のフォームを意識しながらやりましょう。フォームは鏡でみるか自分の体の感覚に耳を傾けてよくチェックすると修正しやすいですよ。
【ニートゥチェスト】負荷の上げ方 ツイストを入れる
ツイストを入れることで、体を捻る筋肉である腹斜筋にダメージを与えることができます。これをツイストニートゥチェストといいます。
右の胸と左ひざ、左の胸と右ひざがつ付けるようにやりましょう。これを交互に繰り返します。
腹斜筋は腹直筋に華を添えるように横に走ってくれる筋です。クリスティアーノ・ロナウドなんか最高にカッコイイ腹斜筋をしています。
彼は1日3000回に腹筋ししてると報道されてますけど、あのヒトなら腹斜筋のトレーニングを行うためにツイスト動作もしっかり取り入れていることでしょう。
[amazonjs asin=”4883206440″ locale=”JP” title=”クリスティアーノ・ロナウドの「心と体をどう磨く?」”]スポーツ体型で一つの理想はクリロナ体型だと思っています。サッカーは無理でも、腹筋の見た目だけならクニートゥチェストなどで追い込めば近づけます。
筋肉は裏切らないのでしっかり追い込んでいきましょう!
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