自転車に乗ると膝の痛みが!膝蓋大腿関節症かも?

 

手軽に乗れる自転車は、買い物、通勤、レジャーやスポーツの1つとして定着し、幅広い世代で愛用されている乗り物です。

最近は、都内でも貸し自転車や自転車専用道路が整備されてサイクリングを楽しめる場所も増えて来ました。その一方、自転車が原因で膝の痛みを訴える人も多くなっているのも見逃せない事実です。

そこで、膝が痛くて自転車に乗れない!なんてことにならないように、膝の痛みの原因となる病名や症状を知り、膝を痛めない自転車の乗り方を学びましょう。

自転車に乗ると膝の痛みが!膝蓋大腿関節症かも?

膝蓋大腿関節症ってどんな病気?

膝蓋大腿関節症(しつがいだいたいかんせつしょう)は、足の太ももの骨・大腿骨(だいたいこつ)と、ひざの皿・膝蓋骨(しつがいこつ)をつなぐ関節に炎症が起こる病気です。

ひざの皿が外側に傾き、軟骨がすり減ったり、骨がトゲのように変形したものができて痛みが発生します。一般に言う変形性膝関節症より見つけにくい病気で単純なレントゲン撮影では異常なしとかたづけられてしまいがちです。多角的に膝の状態を診ることで、膝蓋大腿関節症は発見できます。

自転車 膝

画像引用:www.my99box.com

どんな症状が起きる?

膝の痛みや症状として、以下のような特徴が見られます。

・ひざの皿(膝蓋骨)の上部を中心に痛みを感じる

・ひざの皿が大きく動くような感じがする

・ひざの腫れやこわばりが見られる

 

発症初期は膝を動かした時に痛みを感じ、動くのをやめて安静にしていると次第に痛みが消えます。症状が進むにつれて痛みが大きくなり、休んでもなかなか痛みがとれなくなり、ひどくなると何もしてなくても痛むことがあります。

また、ひざの皿が脱臼(だっきゅう)することもあり、皿がズレているような違和感、不安定感を感じます。

似たような症状が表れる膝の障害に「膝蓋軟骨軟化症」がありますので、診断間違いのないように注意してください。

 

どんな人がなりやすい?

・高齢の方は、加齢によって骨がもろくなり、長年膝を使い続けて骨が変形したりすり減ったりして起こります。

・生まれつき膝蓋骨や大腿骨の形の異常が見られる人も脱臼しやすく発症しやすいです。

・思春期の女性は、女性ホルモンの関係で関節が緩くなりやすいため発症しやすいです。

・スポーツをする人、外部から膝の皿に強い衝撃を受けた時、様々な原因で起こります。

・自転車に乗る人、サドルの高さや自転車の大きさが合っていない人は膝を痛めます。

・O脚の人は、自転車に乗るときに余計な負担を与える原因になります。

 

少しでも楽にするにはどうしたらいい?

<膝蓋大腿関節症になった場合>

・患部を固定した状態で安静を保つ

・炎症を押さえるための温熱療法、薬物療法などを行う

・保存的療法で効果がみられない場合は手術する

<予防として>

・膝蓋大腿関節症予防に強化すべき膝周りの筋肉の強化

変形性膝関節症の治療後や予防として普段から、太ももの筋肉を始めとした膝周りの筋力トレーニングをすることが大切です。特に太もも内側の筋肉の強化が効果的です。

・走る時の姿勢にも気をつける

つま先が内側を向いた状態で着地するなどの女性に見られる走り方は、膝にねじりの作用を加えて膝蓋骨に負担をかけます。色々な膝障害をまねく要因になりますので、こうしたクセを改善するように心がけましょう。

自転車を乗るときに注意するべきこと

・サドルの高さが「高すぎる」

自転車のペダルを漕ぐときに完全に足を伸ばしきってしまうと膝に負担がかかります。

・自転車の大きさが合わない

自転車自体の大きさとからだのサイズのバランスが悪いと膝へ余計な負担をかけてしまいます。

・ストレッチをしてから乗りましょう

自転車は気軽に乗ることができるので、普通ストレッチをせずに乗りますが、力をいれてベダルを漕ぐという動作と、自転車のバランスを保つという動作を同時に行っているので、ストレッチしていないと全身の筋肉や関節にかなりの負担がかかり、結果として痛めてしまうことがあります。

・サイズの調整で痛みをやわらげることができる

自転車による膝の痛みを起こさないためには、サドルの高さを見直しましょう。ペダルが一番下にきたときに足がピンとなるような高さだと膝に負担がかかりすぎてしまいます。少しサドルを下げて余裕を持たせることが重要です。

・膝の外側が痛いという症状の場合、自転車が小さすぎるのかもしれません。

まとめ

自転車が原因で膝を痛めないように、長時間走っていて膝が痛くなる場合はサドルの高さや、自転車のサイズを見なおし、自分にとっての「ジャストサイズ」を意識して身体で覚えましょう。

そして普段から膝周りの筋肉強化とストレッチを忘れずに、高齢になっても自転車を乗り回せるような膝でいられるように心がけて自転車を楽しく乗りましょう。

 

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