「もしかしたら風邪を引いたかも?」と感じる瞬間って、どのような時でしょうか?
悪寒がしたり、喉が痛くなったり…症状は人それぞれかも知れませんが、そうした不調をそのままにしておいて風邪が悪化してしまうということがよくあります。
特に、喉の痛みや微熱などの症状はそれだけで病院を受診するほどではないと自己判断してしまい見過ごされがちです。
ですが、こうした症状を見過ごさずに適切な対処をすれば、風邪を悪化させずに早く元気になることができます。
そこでここでは、喉の痛みと微熱でツライけど病院に行く時間がない時、お手軽に試せる治し方についてお話していきます。
喉の痛みと微熱のお手軽な治し方
喉に痛みがある時は、風邪やインフルエンザの原因となる細菌・ウイルスによって喉の粘膜に炎症が起きている状態です。
ですから、その粘膜の炎症を抑えることができれば喉の痛みが緩和されます。
また微熱も、喉の炎症から出ている場合は炎症そのものが治まれば熱が下がっていきますので、まずは喉の炎症をきちんと抑える方法をお伝えしましょう。
画像引用:stopallcancer.com
喉の炎症を抑えるのに効果的な方法は、以下の4つです。
・うがい
・マスク
・のど飴
・はちみつ大根
うがいとマスク着用は、風邪やインフルエンザなどの感染症対策の基本です。
マスク着用によって外から入る細菌やウイルスの侵入を防ぎ、また喉の乾燥も防ぎます。
うがいは、水だけでうがいするよりもうがい薬などを使用してのうがいが、喉の炎症を抑えるのにより効果的です。
市販のうがい薬も効果的ですが、緑茶や紅茶など殺菌作用が高い成分を含んだものでうがいするのも良いでしょう。
また、喉の痛みが強くてツライ時にはのど飴やはちみつ大根を活用してみてください。
のど飴には、医薬品と医薬部外品があります。
医薬品に指定されているのど飴は調剤薬局やドラックストアでしか購入できませんが、医薬部外品ののど飴だとコンビニなどでも手軽に購入することができます。
症状の軽い時には医薬部外品のものでも大丈夫でしょうが、痛みが強くてツライ時には医薬品ののど飴を購入してみると良いでしょう。
はちみつ大根は、昔から喉の痛みがある時には効果的だとして家庭でも活用されてきたものです。
皮を剥いて薄切りまたはいちょう切りにした大根をはちみつにつけて保存しておきます。喉が痛い時にはそのはちみつをそのまま舐めたり、お湯に溶かして飲んだりすると痛みが落ち着くと言われています。
大根には炎症を抑える働きがある成分が豊富に含まれ、またはちみつにも殺菌作用が含まれているので、喉の炎症を抑えるのに効果的なのです。
これらの方法を上手に使い分けて喉の炎症を抑えると、喉の痛みや微熱の症状が緩和されていきます。
家庭でも試せるお手軽な方法ですので、ぜひ試してみてくださいね。
まとめ
このように、喉の痛みや微熱といった症状を治すには、喉の粘膜の炎症を抑えることが効果的だということが分かっていただけたでしょうか。
ここで述べた治し方は、あくまで症状が軽かったり短い期間の時に試せるお手軽な方法です。
喉の痛みや微熱の症状が長期間続く場合には、風邪などではなく他の原因が考えられます。
炎症が喉から更に奥へ進み気管支炎や肺炎を患っていたり、更には肺結核などに感染していても同じような初期症状が見られます。
ですから、喉の痛みや微熱があまりにも長く続いていて改善しない時には、できるだけ早く病院に行ってみるようにしましょう。
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