喉の痛みと頭痛が起こった時、普通だったら「風邪かな?」と考えますよね。
もちろん、喉の痛みや頭痛といった症状がある場合には風邪やインフルエンザのような病気を疑うのが一般的です。
ですが、こうした症状が長く続いたり、喉の痛みや頭痛以外の症状がない時には別の症状を疑った方が良い場合もあります。
そんなツライ喉の痛みや頭痛が起きた時には、一体どのような原因が考えられるのでしょうか?またそうした症状を治すにはどうすれば良いのでしょうか?
ここでは、喉の痛みや頭痛に効果がある治し方についてお伝えしていきます。
喉の痛みや頭痛が起こる原因
喉の痛みや頭痛といった症状が見られる時に、まず確認したいのが「体温」です。
それらの症状とともに熱が出ている時には、風邪やインフルエンザの原因となる細菌・ウイルスによって喉に炎症が起きて痛みや熱が出て、その熱により頭痛が起きているのだろうと考えられるからです。
ですが、喉の痛みや頭痛があるのに熱は出ていないという時には、別の原因を考えなくてはなりません。
喉の痛みの原因は多種多様です。
大きな声を出したり、喉を乾燥させたりしたことが原因で喉に炎症が起きて痛みを伴っている場合もありますし、タバコなどの刺激で喉の粘膜が傷ついて喉が炎症を起こして痛みを出しているということも考えられます。
また頭痛についても同じように、多種多様な原因が考えられます。
何らかの原因で頭の血管が急激に拡張して起こる「片頭痛」のような頭痛もあれば、睡眠不足や睡眠過多・ホルモンバランスの変調などを原因として起こる頭痛もあるのです。
いずれにしても、喉の痛みや頭痛の原因がどこにあるのかということをしっかりと突き止めておけば、それに合わせた有効な治し方を考えることができます。
喉の痛みと頭痛が起きたときの治し方
ではここで、喉の痛みと頭痛が起きた時の効果的な治し方についてそれぞれお伝えしていきましょう。
- 喉の痛みの治し方
喉の痛みは、喉のどの部分に炎症が起きているかを知ることで効果的な治し方が違ってきます。
まずは、喉のどの部分が痛むのか、また腫れているのかということを確認してみてください。
・濡れタオルで冷やす
喉の中でも扁桃腺の部分が腫れて痛みを伴っている時には、喉を冷やすと痛みが緩和することがあります。
首の横から正面の部分を濡れタオルなどで冷やしてみてください。
・喉の炎症を抑える効果がある食べ物
しかし、喉全体が腫れて痛みを伴っている時には、冷やすことが逆効果になります。
その時には、喉の炎症を抑えるのに効果があるはちみつや大根、緑茶などを積極的に摂取して様子を見てみましょう。
- 頭痛の治し方
頭痛も喉の痛みの時と同じように、なぜ頭痛が起きているのかをきちんと確認する必要があります。まず、熱はあるのかを確認してみましょう。
・熱がある時
熱があれば、熱を下げるだけでも頭痛が緩和されていきます。
解熱するために解熱剤を飲むことも必要ですが、水分をしっかりとって汗をかき、熱を下げるようにしてみましょう。
わきの下やおでこなど、リンパ腺が通っている場所を冷やすことも効果的です。
・熱がない時
熱が無いのに頭痛がする時には、肩や首のこりが原因で頭痛が起きている可能性もありますし、睡眠不足からということも考えられます。
ですから、肩や首周りのマッサージをしてしっかり休息を取れば頭痛が改善することがあるのです。
それを試しても頭痛が改善しない時には、市販の鎮痛剤を服用して様子をみるようにしましょう。
まとめ
このように、喉の痛みや頭痛を治すためにはその原因をきちんと知ってから対処することが大切なのです。
ここに書いてあることを参考にしていただき、喉の痛みや頭痛が少しでも和らぐようにしてみましょう。
それでも改善しない時には、できるだけ早く病院へ行ってみてくださいね。
コメントを残す