喉と耳の痛みがツライ…原因と治し方を紹介!

 

あなたには、風邪を引いて喉を痛めてしまった経験ありませんか?

風邪やインフルエンザなどの病気で喉を痛めてしまうと、同時に耳まで痛くなったりすることがあります。

何もしなくても痛んだり、生つばを飲み込むと耳に痛みが走るなど、痛み方は人それぞれ個人差がありますが、このような状態になると日常生活にも支障をきたしてしまうので大変ツライですよね。

喉の痛みと耳の痛みが同時に起こる時には、風邪やインフルエンザなど以外の原因があるのです。その原因とは一体何なのでしょうか?

ここでは、喉と耳の痛みの関係や原因、その症状の治し方などを詳しくお伝えしていきます。

喉と耳の痛みが起きる原因

一般的に、風邪やインフルエンザの時に耳が痛いという症状があると、合併症として中耳炎や内耳炎といった耳の病気を疑います。

ですが、ここでは喉の痛みから引き起こされる耳の痛みですので、別の原因が考えられるようです。

では、一体どういった症状が原因なのでしょうか?

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画像引用:healthcarefactory.net

喉と耳とが同時に痛む時に、よく聞かれるのは「扁桃腺炎」という病気です。

扁桃腺炎は喉の奥の方にある器官で、幼少期は扁桃腺によって細菌やウイルスから身体を守る免疫機能を担っています。

ですが、大人になるにつれて免疫機能としての役割はなくなっていきます。

そんな扁桃腺に風邪やインフルエンザの細菌・ウイルスが感染して炎症を起こしてしまうのが「扁桃腺炎」です。

扁桃腺炎になると、高熱とともに喉の痛みや耳の痛みといった症状が起こります。

ですから、喉の痛みと耳の痛みが同時に起こった時には扁桃腺炎が原因だと考えられるのです。

喉と耳の痛みのオススメの治し方を紹介!

扁桃腺による喉と耳の痛みを治すには、どのような治療を受ければ良いのでしょうか?

扁桃腺に感染した細菌やウイルスを殺す抗生物質の投与を受けるとともに、扁桃腺の炎症を抑える薬や解熱鎮痛剤による治療が一般的だとされています。

また、大人になっても扁桃腺炎を繰り返す場合には扁桃腺を除去する手術を受けると扁桃腺炎にはかからなくなるので、あまりにも扁桃腺炎を繰り返す人はこうした治療を受けてみるのもオススメです。

そもそも、扁桃腺炎にかからないように予防するためには何をすればよいのでしょうか?

喉の痛みと耳の痛みが同時に起こる扁桃腺炎にかかる原因は、免疫力の低下や喉の乾燥なども考えられます。

ですから、喉の乾燥を防ぐためにうがいをこまめにしてマスクを着用すると良いでしょう。

また、免疫力を上げるためにしっかり休息を取り、免疫力を上げると言われる食べ物を積極的に摂るのもオススメです。

免疫力を上げる効果のある食べ物として、味噌や醤油、漬物などの発酵食品が良いとされています。

その他にも、ヨーグルトなどを積極的に食べて腸の働きを活性化することで免疫力を上げることができると言われています。

ぜひ試してみてくださいね。

まとめ

このように、喉と耳が同時に痛む症状は扁桃腺炎によるものである可能性が高いということがご理解いただけたでしょうか。

扁桃腺炎には急性扁桃腺炎と慢性扁桃腺炎があり、慢性扁桃腺炎の中には急性扁桃腺炎のように高熱が出ずに微熱が続くこともあります。

ですから、熱が低いからといって安心せずに喉と耳が同時に痛む時にはできるだけ早く病院を受診するようにしましょう。

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